漁業法とは? わかりやすく解説

ぎょぎょう‐ほう〔ギヨゲフハフ〕【漁業法】


漁業法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/25 05:35 UTC 版)

漁業法

日本の法令
法令番号 昭和24年法律第267号
提出区分 閣法
種類 行政手続法
効力 現行法
成立 1949年11月29日
公布 1949年12月15日
施行 1950年3月14日
主な内容 漁業に関する規制
関連法令 漁港漁場整備法水産業協同組合法水産資源保護法
条文リンク 漁業法 - e-Gov法令検索
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漁業法(ぎょぎょうほう、昭和24年12月15日法律第267号)は、漁業に関する日本法律である。

概要

  • 「漁業を総合的に、また高度に利用する」と「漁業の民主化」が目的となった[1]。かつては世界で漁業量が世界一になったが、最近になって乱獲が問題で、規制されてしまい、漁師の減少・漁村の過疎高齢化になり、2050年にはゼロペースになる予測がある[2]
  • 2018年6月に水産政策改革を発表。漁業権では、地元にルールを撤廃。漁業の成長産業化を掲げた[3]。同年12月に70年ぶりの改正となった。

構成

  • 第1章 総則(1条 - 6条)
  • 第2章 水産資源の保存および管理
    • 第1節 総則(7条・8条)
    • 第2節 資源管理基本方針等(9条 - 14条)
    • 第3節 漁獲可能量による管理
      • 第1款 (15条・16条)
      • 第2款 (17条 - 29条)
      • 第3款 (30条 - 34条)
    • 第4節 補足(35条)
  • 第3章 許可漁業
    • 第1節 大臣許可漁業(36条 - 56条)
    • 第2節 知事許可漁業(57条・58条)
    • 第3節 補足(59条)
  • 第4章 漁業権および沿岸漁場管理
    • 第1節 総則(60条・61条)
    • 第2節 海区漁場計画及び内水面漁場計画
      • 第1款 海区漁場計画 (62条 - 66条)
      • 第2款 内水面漁場計画 (67条)
    • 第3節 漁業権
      • 第1款 漁業の免許 (68条 - 73条)
      • 第2款 漁業権の性質等 (74条 - 96条)
      • 第3款 入漁権 (97条 - 104条)
      • 第4款 漁業権行使規則等 (105条 - 108条)
    • 第4節 沿岸漁場管理 (109条 - 116条)
    • 第5節 補足 (117条・118条)
  • 第5章 漁業調整に関するその他の措置 (119条 - 133条)
  • 第6章 漁業調整委員会
  • 第7章 土地及び土地の定着物の使用(161条 - 167条)
  • 第8章 内水面漁業(168条 - 173条)
  • 第9章 雑則(174条 - 188条)
  • 第10章 罰則(189条 - 198条)
  • 附則

脚注

  1. ^ WWFジャパン(2018年12月4日)
  2. ^ Yahoo!ニュース(2019年1月15日)
  3. ^ 朝日新聞(2018年12月8日)

関連項目



漁業法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 06:45 UTC 版)

書記」の記事における「漁業法」の解説

漁業法の規定により、海区漁業調整委員会(漁業法137条6項)及び内水面漁場管理委員会(漁業法173条)に書記を置くことができるとされている。

※この「漁業法」の解説は、「書記」の解説の一部です。
「漁業法」を含む「書記」の記事については、「書記」の概要を参照ください。

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