日本漢字能力検定協会とは? わかりやすく解説

にほん‐かんじのうりょくけんていきょうかい〔‐カンジノウリヨクケンテイケフクワイ〕【日本漢字能力検定協会】

読み方:にほんかんじのうりょくけんていきょうかい

日本漢字能力検定漢検)などを実施する文部科学省所管公益財団法人一年世相漢字一文字で表す「今年の漢字」も同協会平成7年1995)から発表している。


日本漢字能力検定協会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 07:01 UTC 版)

公益財団法人日本漢字能力検定協会
The Japan Kanji Aptitude Testing Foundation

協会本部(2010年)
創立者 大久保昇
団体種類 公益財団法人
設立 2013年4月1日
所在地 京都府京都市東山区祇園町南側551番地
北緯35度00分11.480秒 東経135度46分34.302秒 / 北緯35.00318889度 東経135.77619500度 / 35.00318889; 135.77619500座標: 北緯35度00分11.480秒 東経135度46分34.302秒 / 北緯35.00318889度 東経135.77619500度 / 35.00318889; 135.77619500
法人番号 8130005002921
起源 日本漢字能力検定協会(任意団体)(1975年4月 - 1992年6月15日)
財団法人日本漢字能力検定協会(1992年6月16日 - 2013年3月31日)
主要人物 高坂節三(代表理事 会長兼理事長)
可児達志(専務理事)
活動地域 日本および日本国外
活動内容 生涯学習の振興を通じて日本文化の発展に寄与する
活動手段 日本漢字能力検定の実施、参考書籍の出版、漢字学習の振興
基本財産 3億円
ウェブサイト http://www.kanken.or.jp/
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公益財団法人日本漢字能力検定協会(にほんかんじのうりょくけんていきょうかい)は、日本漢字能力検定の実施等を行う公益財団法人である。元文部科学省生涯学習政策局生涯学習推進課)所管。

概要

実施事業等

株式会社オーク(日本語文章能力検定協会)が実施する日本語文章能力検定(文検)の監修を、2009年(平成21年)度第1回まで行っていたが、同社との業務提携解消に伴い、監修と実施運営の協力を中止[3]。そのため、文検の実施も、2009年度第2回以降休止となった。

漢検 漢字博物館・図書館

漢字ミュージアム 入口付近
漢字ミュージアム 内部展示

2014年、京都市立弥栄中学校 [1]の跡地について京都市と協定を結び、漢字博物館・図書館と本部事務所を建設する計画案を発表した[4][5]漢検漢字博物館・図書館、通称を漢字ミュージアムとして、2016年6月29日に開館した[6]

商品

  • 漢字必携(1級・準1級)
  • 漢字学習ステップ(2級~10級)
  • 過去問題集(全階級、ただし1級と準1級はセット)
  • 分野別精選演習(1級・準1級)
  • 分野別問題集(2級~10級)
  • 実物大過去問(1級~10級)
  • 漢検要覧(1級・準1級セットと2級~10級セットの二種類)
  • ハンディ漢字学習(2級~6級)
  • 漢検 漢字辞典
  • 漢検 四字熟語辞典
  • いちまるとはじめよう!わくわく漢検(10級~5級)
  • いちまるとふしぎな手(絵本、日本漢字検定能力検定協会発行)
  • さわって!あそんで!みんなの漢字の絵本(仕掛け絵本、同協会発行)
  • 財団法人日本漢字能力検定協会公認漢検DS
  • 財団法人日本漢字能力検定協会公認漢検Wii漢字王決定戦 [2](2007年、ロケットカンパニー

沿革

  • 1971年 - 松下電工の社員であった大久保昇脱サラし、西京区阪急桂駅西口でビル賃貸業を始め[7]パン店[8]を経営する。
  • 1975年 - 経営する賃貸ビル内に漢字塾があり、大久保がそれに着目し任意団体として日本漢字能力検定協会(財団法人日本漢字能力検定協会の前身)を設立。理事長に就任。
    • 漢字検定を同年から開始し、1991年まで行う。1989年には大久保の長男・浩がリクルートを退社し家業を手伝う。
    • 当時の旧漢字検定試験は最高位の5段から小学校1年レベルの15級まで20段階の区分があり、現在の各級とはレベルは異なっていた。
  • 1992年
  • その後、各省庁の認定試験制度が廃止され文部科学省後援の検定となる。
    • 2009年4月20日、文部科学省は当年度の試験に対し、後援の取り消しを決定した。
    • 2010年度以降も、文部科学省からの後援は取り消されたままとなっている。
  • 1995年 - 「今年の漢字」の募集・発表を開始。
  • 2000年 - 協会本部2階に漢検漢字資料館開館。(2014年9月末をもって休館。)
  • 2009年4月- 大久保昇が理事長を辞職し、後任の理事長に弁護士鬼追明夫が就任。
  • 2009年5月 - 前理事長と息子の前副理事長が背任の容疑で逮捕される(漢検協会事件)。
  • 2010年4月 - 衆議院議員池坊保子が理事長に就任
  • 2011年3月 - 理事長池坊を解任[2]
  • 2013年4月 - 公益財団法人に認定
  • 2016年5月 - 本部を移転(旧住所は京都市下京区烏丸通松原下る五条烏丸町398。跡地は京王プレリアホテル京都烏丸五条となっている)
  • 2016年6月 - 漢検 漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)が開館

その他

  • 漢字検定関連の書籍は公益財団法人日本漢字能力検定協会以外からも刊行されている。

脚注

注釈

  1. ^ 伊藤忠商事常務取締役、栗田工業会長、経済同友会幹事などを歴任した経済人。本職の前に東京都教育委員会委員も務めている。

出典

関連項目

外部リンク


日本漢字能力検定協会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 04:39 UTC 版)

ミュ〜コミ+プラス」の記事における「日本漢字能力検定協会」の解説

アナウンサーという立場上新聞に記載している漢字読めるも、新聞にある漢字よみがな漢字で書くとかなり難しいそんな吉田が、漢検2級挑戦する2015年11月24日放送にてサブ作家関口PCでの仕事が多いため、漢字書けないことが発覚2016年2月開催能力検定各級合格目指す関口では7級。

※この「日本漢字能力検定協会」の解説は、「ミュ〜コミ+プラス」の解説の一部です。
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