日本漢字学会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/30 05:33 UTC 版)
にほんかんじがっかい 日本漢字学会 | |
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英語名称 | Japan Society for Cultural studies of Chinese Characters |
略称 | JSCCC |
専門分野 | 人文学系 |
設立 | 2018年3月29日 |
事務局 |
![]() 〒605-0074 京都府京都市東山区祇園町南側551番地 日本漢字能力検定協会漢字文化研究所内 |
刊行物 | 『漢字之窓』 |
ウェブサイト | https://jsccc.org/ |
日本漢字学会(にほんかんじがっかい、英: Japan Society for Cultural studies of Chinese Characters、JSCCC)とは、日本の学術研究団体の一つ。
概要
2018年3月29日に発足。漢字学に関する日本初[1]の専門学会である。会長は東京女子大学現代教養学部教授の山本真吾[2]。初代会長は漢検漢字文化研究所所長で京都大学名誉教授の阿辻哲次[3][4][5]。事務局は日本漢字能力検定協会。
設立趣旨
アジア諸国の漢字及び関連諸領域の研究を通じ、日本における漢字文化の発展に貢献することを目的とする。研究対象は、
- 漢字そのもの
- 漢字を用いた文化
- 漢字を処理する文化
- 漢字を管理・制御する文化
- 漢字を扱う国家や社会
である[6]。
会報誌
会報誌は「漢字之窓」であり、半年に一回発行している[7]。会員であれば、PDFで参照することができる。
脚注
- ^ 設立を呼び掛けた日本漢字能力検定協会は「漢字を専門に研究する日本初の」と銘打っていた(「「日本漢字学会」が設立されました」『漢検ジャーナル』第24巻、2018年6月1日、15面。)。これをうけて、新聞等でも「日本初」として紹介されていた。例えば「日本初の漢字学会設立、京都、漢検協会呼び掛けで」『日本経済新聞』2018年3月30日。
- ^ “組織|日本漢字学会(Jsccc)”. 日本漢字学会. 2024年2月29日閲覧。
- ^ “日本漢字学会会則等”. 2022年12月2日閲覧。
- ^ “3/29「日本漢字学会」設立、研究者や漢字好きの入会募る”. リセマム. 2022年12月2日閲覧。
- ^ “漢字カフェ”. 漢字カフェ. 2022年12月2日閲覧。
- ^ “設立趣旨|日本漢字学会(Jsccc)”. jsccc.org. 2024年2月29日閲覧。
- ^ “日本漢字学会(Jsccc)”. 日本漢字学会. 2024年2月29日閲覧。
外部リンク
日本漢字学会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/25 18:51 UTC 版)
2018年3月に「アジア諸国の漢字及び関連諸領域の研究を通じ、日本における漢字文化の発展に貢献することを目的」として日本漢字学会が、京都大学名誉教授阿辻哲次を会長として設立された。 研究対象は、 漢字そのもの 漢字を用いた文化 漢字を処理する文化 漢字を管理・制御する文化 漢字を扱う国家や社会 である。
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