女性G監禁・死亡(2008年11月)(起訴案件)
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「尼崎事件」の記事における「女性G監禁・死亡(2008年11月)(起訴案件)」の解説
このDの長女が監禁されていたさなかの2008年11月5日ごろ、J・N夫婦の長女(Xの孫)にGが暴言を吐いた ことを知ったXは謹慎を命じ、その後無断で謹慎を破って外出した制裁としてGを同時期にD家長女が監禁されていた物置に監禁した。その後Gは11月10日に死亡した 。遺体はC家母の家の床下地中に遺棄された。2012年10月に逮捕者の供述に基づき、遺体が発見される。 この事件では、X、H、I、M、J、K、L、Nの8名が共謀してGを監禁し暴行を加え死亡させたとして、既に死亡しているXを除く7人が傷害致死と監禁容疑で逮捕された。しかし、監禁期間が1週間程と短期間だったことや、食事も与えられていたことに加えて、被害者には高血圧症や心臓肥大などの持病があり、「病死の可能性が高く、虐待行為で死期が早まったと言えない」などとして、逮捕者7名全員が傷害致死罪については嫌疑不十分として不起訴処分になり、監禁罪のみで起訴されている。また、既に死亡しているXが傷害致死と監禁容疑で書類送検された。 2009年夏、Xの元から逃亡し、東京に潜伏していたA次男はXらに居場所を突き止められ、尼崎に連れ戻される。この際、XらはA次男とともに逃亡していたC弟も連れ戻す予定だったが、C弟の知人はC弟を庇って居場所を明かさなかったためXらは連れ戻すのを断念して尼崎に帰った。 2010年2月、C弟ががんにより病死
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