ホモソーシャル【homosocial】
ホモソーシャル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/26 23:16 UTC 版)
ホモソーシャル(英: homosocial)とは、女性及び同性愛(ホモセクシュアル)を排除することによって成立する、男性間の緊密な結びつきや関係性を意味する社会学の用語。イヴ・セジウィックによる「男性のホモソーシャル(同性間の結びつき)への欲望」という議論によって普及した[1]。それよりも早い1976年に、ジーン・リップマン=ブルーメンが性的な意味ではなく、社会的な意味での、同性の仲間への選好をホモソーシャリティ(homosociality)と定義している[2]。
- ^ J. Childers/G. Hentzi eds., The Columbia Dictionary of Modern Literary and Cultural Criticism (New York 1995) p. 138
- ^ Merl Storr, Latex and Lingerie (2003) pp. 39-40
- ^ 東園子「妄想の共同体――「やおい」コミュニティにおける恋愛コードの機能」『思想地図〈vol.5〉特集・社会の批評』 日本放送出版協会、2010年、264-270頁。ISBN 978-4140093481。
- ^ 東園子 「女同士が見せる夢――「ファン」は宝塚をどう見ているか」『それぞれのファン研究―I am a fan 』 風塵社、2007年、230-231頁。ISBN 978-4776300359。
- 1 ホモソーシャルとは
- 2 ホモソーシャルの概要
- 3 関連項目
「ホモソーシャル」の例文・使い方・用例・文例
- 男性のホモソーシャルな関係
- ホモソーシャルのページへのリンク