はとは?

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[係助]名詞名詞準じる語、活用語連用形助詞などに付く。

判断主題提示する意を表す。「動物だ」「教育国民の義務である」

黒牛潮干の浦を紅の玉裳裾引(すそび)き行く—誰(た)が妻」〈万・一六七二〉

ある事物を他と区別して、または対比的取り立てて示す意を表す。「風は強いが、日は照っている」

夕されば小倉の山に鳴く鹿—今夜(こよひ)—鳴かず寝(い)ねにけらしも」〈万・一五一一〉

叙述内容、またはその一部分強調して明示する意を表す。「喜ばずにはいられない」「やがてわかってはくれるだろう」

「死を恐れざるに—あらず、死の近きことを忘るるなり」〈徒然・九三〉

文末にあって)感動詠嘆を表す。…ことよ。…だなあ。…よ。

「されど、門の限りを高う作る人もありける—」〈・八〉

形容詞打消し助動詞「ず」の連用形に付いて)順接仮定条件を表す。…のときは。…の場合は。…ならば。

「験(しるし)なきものを思はず—一坏(ひとつき)の濁れる酒を飲むべくあるらし」〈三三八〉

[補説] 係助詞「は」は現在では「わ」と発音するが、「は」で表記するのが普通。格助詞「を」、また「ときに」に付くときは、音変化して「をば」「ときんば」の形をとることもある。4については終助詞とする説もある。また、5については近世初期以降には「は」が音変化して、「くば」「ずば」の形をとることもあり、「ば」を接続助詞と解して仮定条件を表すこともあった。→をば →ときんば →ずば →ては


[感]

かしこまって応答するときに用いる語。はっ。「—、承知いたしました

ややかしこまって聞き返すときに用いる語。はあ。「—、なんとおっしゃいましたか」

大声で笑う声。あはは。

人皆—と笑ひけり」〈宇治拾遺・五〉

不審感じたり、当惑したりしたときに発する語。はて。

「—、これはいかなこと、ちごにおなりやったは」〈虎清狂薬水


五十音図ハ行の第1音。咽頭無声摩擦子音[h]と母音[a]とから成る音節。[ha

平仮名「は」は「波」の草体から。片仮名「ハ」は「八」の全画から。

[補説] (1) 「は」は、古く両唇無声摩擦子音[Φ]と母音[a]とから成る音節[Φa]であり、さらに奈良時代以前には[pa]であったかともいわれる室町時代末までは[Φa]であったが、江戸時代入り、[ha]となった。(2) 「は」は、平安時代半ば以後語中語尾では、一般に[wa]と発音されるようになった。これらは、歴史的仮名遣いでは「は」と書くが、現代仮名遣いでは、助詞「は」以外はすべて「わ」と書く。


は【派】

[音](慣)

学習漢字6年

本から分かれる。「派生」

分かれ出たもの。枝分かれした仲間集団。「派閥一派学派硬派左派宗派党派流派

一部分けて行かせる。「派遣派出派兵急派増派特派

名のり]また


は【刃】

刃物のふちの薄くて鋭い、物を切ったり削ったりする部分。「刀の刃がこぼれる」


は【×爬】

[音]ハ(漢)

ひっかく。「爬羅剔抉(はらてっけつ)/掻爬(そうは)」

地面ひっかくようにはって進む。「爬行爬虫類


は【×巴】

人名用漢字] [音]ハ(呉)(漢) [訓]ともえ

[一]〈ハ〉中国四川省東部異称。「巴蜀(はしょく)」

[二]〈ともえ(どもえ)〉渦巻いた模様。「卍巴(まんじともえ)・葵巴(あおいどもえ)」

名のり]とも

難読巴布(パップ)・巴奈馬(パナマ)・巴比倫(バビロン)・巴里(パリ)・巴爾幹(バルカン)


ハ【Haa】


は【覇】

常用漢字] [音](呉)(漢)

武力天下を取る者。「覇王覇者五覇

力によって支配すること。また、競技優勝すること。「覇権覇道制覇争覇連覇

名のり]はる

難読覇王樹(サボテン)


は【歯】

鳥類以外の脊椎動物口の中にあって、食物保持咀嚼(そしゃく)や攻撃防御関与する硬い器官人間では言語発声にも関与し、乳歯生え換わる永久歯が出る。顎骨(がっこつ)に上下2列に並んで生え歯髄象牙質覆い、さらに歯冠エナメル質に、歯根セメント質に覆われる。歯牙(しが)。「歯が抜ける」「白い歯を見せて笑う」

器具機械の縁に並ぶ細かい刻み目。「のこぎりの歯」「(くし)の歯が欠ける」

下駄足駄の台につけて土を踏む板。「下駄の歯を入れる」

写真植字で、文字間または行間単位。一歯は一級と同じで、4分の1ミリ。→級【一】3

[下接語] (ば)後(あと)歯・銀杏(いちょう)歯・一本歯糸切り歯入れ歯・臼(うす)歯・上(うわ)歯・恵比須(えびす)歯・奥歯鬼歯金歯銀歯差し歯下歯・透(す)き歯・添い歯染め歯大黒(だいこく)歯・高歯知恵歯継ぎ歯出歯茄子(なすび)歯・抜け歯・鋸(のこぎり)歯・(ほお)歯・前歯虫歯無駄歯八重歯乱杙(らんぐい)歯(ぱ)反(そ)っ歯・出っ歯味噌(みそ)っ歯

歯の画像

は【×跛】

[音]ハ(呉)(漢)

足が不自由なこと。「跛行

片足で立つ。偏る。傾く。「偏跛(へんぱ)」


は【覇】

武力権力によって国を統一し、治めること。「天下に覇を唱える

競技などで優勝すること。「強豪チームが覇を競う


は【端】

物のはし。へりの部分。はた。「口の端」「山の端昇る月」

はんぱなこと。また、そのもの。はした。「端数


は【破】

舞楽や能などで、1曲全体または1曲中の舞などを序・破・急三つ分け場合、その中間の部分。→序破急


は【羽】

鳥・虫などのはね。「尾羽打ち枯らす」「羽うちわ

空蝉の—にをく露の木隠れ忍び忍び濡るる袖かな」〈源・空

につける鳥のはね。方向固定する役割をする。矢羽根。「(たか)の羽の矢」

茶の湯の釜で、胴回りに鍔(つば)のように薄く張り出し部分


は【派】

一つもとから分かれ出た、流儀傾向態度同じくするそれぞれの仲間系統。「党内新しく派を立てる」

接尾語的に用いて仲間系統を表す語の下に付きそのような性格傾向もったものの意を表す。「主流派」「印象派」「(たか)派と鳩派


は【波】

[音](呉)(漢) [訓]なみ

学習漢字3年

[一]〈ハ〉

水面に起こるなみ。「波及波状波紋波瀾(はらん)・波浪煙波風波余波防波堤

なみのような形に動きわるもの。「波長音波寒波周波秋波短波電波脳波電磁波

ポーランド。「日波」

[二]〈なみ〉「波風波路荒波白波高波津波年波人波穂波

難読弖爾乎波(てにをは)・鯨波(とき)・余波(なごり)・波止場(はとば)・波斯(ペルシア)・波蘭(ポーランド)


は【破】

[音](呉)(漢) [訓]やぶる やぶれる われる

学習漢字5年

物をこわす。こわれる。「破壊破棄破損破片大破突破難破爆破

物事をだめにする。だめになる。「破局破産破談

相手打ち負かす。「撃破説破打破連破論破

から外す。外れる。「破格破調破廉恥

終わりまでやり抜く。「看破走破踏破読破

難読破落戸(ごろつき)・破(わ)り籠(ご)・破(わ)れ鐘(がね)


は【×播】

人名用漢字] [音]ハ(呉)(漢) バン(慣) [訓]まく

[一]〈ハ〉

種をまく。「播種撒播(さっぱ)・条播

及ぼし広める。「伝播(でんぱ)」

[二]バン播磨(はりま)国。「播州・播但(ばんたん)」


は【把】

常用漢字] [音](漢) [訓]とる たば

しっかりと手中に握る。とる。「把握把持把捉(はそく)」

握る所。とって。「把手(はしゅ)/銃把刀把

難読]大雑把(おおざっぱ)・把手(とって)


は【葉】

植物のにつき、光合成蒸散主な役割とする器官秋に落葉するものと越冬するものがある。ふつう緑色で、葉身葉柄托葉の3部分からなり葉身の形から単葉複葉とに分けられる。「青々と葉が茂る」「街路樹が葉を落とす」

[下接語] 麻の葉・斑(いさ)葉・浮き葉枝葉枯れ葉(きり)一葉・木(こ)の葉・粗(そ)葉・照り葉一葉・本(もと)葉・譲(ゆずり)葉(ば)青葉明日(あした)葉・末(うら)葉・上(うわ)葉・押し葉落ち葉飼い葉貝割り葉・硬(かた)葉・草葉・朽ち葉言葉(さかき)葉・獅子(しし)葉・慕い葉下葉新葉・酸(すい)葉・末(すえ)葉・一つ葉・干(ひ)葉・(ひ)葉・二(ふた)葉・古(ふる)葉・本(ほん)葉・松葉丸葉三つ葉紅葉(もみじば)・湯葉四つ葉若葉・病(わくら)葉(ぱ)菜っ葉

葉の画像
葉の画像

は【ハ】

洋楽音名の一で、日本音名の第1音。


は【×頗】

人名用漢字] [音]ハ(呉)(漢) [訓]すこぶる

一方に偏って正しくない。「偏頗(へんぱ)」


は【は・ハ】

〔名〕 五十音図第六第一段(ハ行ア段)に置かれ、五十音順第二十六位のかな。いろは順では第三位で、「ろ」のあと「に」の前に位置する。現代標準語発音では、咽頭無声摩擦音 h (ほぼ母音 a の構え声帯振動を除いた際に呼気軟口蓋にあたって生ず摩擦音)と母音 a との結合した音節 ha にあたり、これを清音の「は」という。これに対して、「は」に濁点をつけた「ば」は、両唇閉鎖による有声破裂音 b の結合した音節 ba にあてられ、これを「は」の濁音という。また、「は」に半濁点をつけた「ぱ」は、両唇閉鎖による無声破裂音 p の結合した音節 pa にあてられ、これを「は」の半濁音という。歴史的かなづかいでは、語中語末の「は」を wa と読む場合が多い。現代かなづかいでは、「は」を助詞wa用いる。「は」の字形は、「波」の草体から出たもの、「ハ」の字形は、「八」(または「半」の初二画)を用いたものであるローマ字では、清音ha濁音ba半濁音paまた、助詞の「は」には wa をあてる。


感動

勢いよく笑う声。はあ。

平家13C前)三「こらへずして、一同にはとわらひあへり」

応答のことば。はい。かしこまっていうときに用いる。

ロドリゲス日本大文典(1604‐08)「Ha(ハ) ソノ コトデ ゴザル教化物語〕」

驚いたり、喜んだり、当惑したりする時に発する声。

*虎明本狂言薬水室町末‐近世初)「は、是はいかな事。児におなりやったは」


1 〔係助〕 (現在では「わ」と発音する)

[一] 文中連用語を受け、述語との結びつき強める。→語誌(1)

体言体言準ずる語句およびこれらに助詞の付いたもの副詞などを受ける。→語誌(2)

(イ) 叙述題目提示する。→語誌(3)

万葉(8C後)二〇・四四二五「防人に行く(ハ)誰が背と問ふ人を見るがともしさ物思(も)ひもせず」

(ロ) 連用語を対比的提示する。

古事記(712)上・歌謡「青山に 鵼(ぬえ)(ハ)鳴きさ野つ鳥 雉(きぎし)(ハ)響む 庭つ鳥 (かけ)(ハ)鳴く

古今(905‐914)春上・一「人いさ心も知らずふるさと花ぞむかしの香ににほひける〈紀貫之〉」

(ハ) 対比すべき事柄言外におくことにより強める。

万葉(8C後)五・八二一青柳との花を折りかざし飲みての後(ハ)散りぬともよし」

(ニ) 「Aが…する(である)一方、BBで…する(である)」の形で、Aの行為・状態に対して、Bが独自に類似た行為を行なう類似した状態である)ことを表わす。「この件は警察捜査着手したが、検察検察で独自に動きはじめていた」「ここは冬は冷え込むし、夏夏でとても暑い」

複合動詞中間入り、あるいは活用語連用形副詞などを受けて強調し、打消または逆接表現に続く。→語誌(4)

万葉(8C後)九・一八〇七「髪だにも 掻き(は)梳(けづ)らず」

史記抄(1477)一八「見つけすれども、捕えせぬそ」

③ 「ずは」の形で用いられた上代の特別用法。→ずは①。

④ 「…は(には・ことは)…が」の形で同じ形容詞形容動詞動詞をうけて、その観点次元については…であるということ認められるが、その意義減少させるような要素もある、ということを示す。「…は…が」の形では、形容動詞初めのは語幹、後のは終止形用いる。「このあたりは静か静かだが駅からは遠い」「この時計は動くに動くが正確でない」

(5) 形容詞および打消の助動詞「ず」の連用形を受け、仮定条件表わす。→語誌(5)

万葉(8C後)一八・四〇三九「音のみに聞きて目に見ぬ布勢の浦を見ず(ハ)上(のぼ)らじ年は経ぬとも」

[二] 連体修飾文節を受け、対比的被修飾語との関係を強める。

方丈記1212)「一条より南、九条より北」

2 〔終助〕

文末にあって感動表わす上代には単独のものはほとんどなく、「はや」「はも」の形をとる。→語誌(6)

古事記(712)中・歌謡「さねさし 相摸小野燃ゆる火の 火中に立ちて 問ひし君(ハ)も」

源氏100114頃)紅梅はかばかしき御後見なくては、いかがとて、北のかた、そひてさぶらひ給

中世以後会話文専用される傾向が生じ、話手自身に対して念を押すような気持での詠嘆表わす。→語誌(6)近世には「わ」と表記されることが多くなり、現代では主として女性用いる。→わ〔終助詞〕。

史記抄(1477)四「すはよいとて追たそ」

[語誌](1)(一)連用語と述語結びつきが非常に強められると、排他的な気持含まれる場合も生じ、またその排すべき事柄明示すれば(一)①(ロ) のような対比的用法ともなる。
(2)格助詞「を」を受けると、(一)(一)①の「は」は濁音化して「をば」となる。→ば〔係助詞〕。
(3)(一)(一)①には地名に関して、それを含むさらに広い地域先に提示する特殊な用法もある。「肥前の国唐津住人多々良三平君が」〔吾輩は猫である夏目漱石〉五〕など。
(4)形容詞連用形あるいは副詞を受けながら打消逆接表現とならず、(一)(一)②の「は」がきわめて軽く間投助詞的になる場合もある。「天離(ざか)る鄙にも月は照れれども妹そ遠く(ハ)別れ来にける」〔万葉三六九八〕など。
(5)(一)(一)(5)の「は」の受けている形容詞語尾「…く」、および打消「ず」を未然形とする説もある。いずれにせよ、この場合の「は」は清音発音されたものであるが、近世には「ずば」「くば」の例が現われる。これらは、活用語未然形接続詞「ば」が付いた形からの類推あらわれたものと考えられる。「それ程名残り惜しく誓詞書かぬがよいわいの」〔浄瑠璃心中天の網島‐中〕、「人足をたのまずなるめへ」〔滑稽本八笑人三下〕など。
(6)(二)の①と②の用法根本的違いはないが、もっぱら会話文用いられる②に対して、古い用法の①は、和歌にも散文にも用いられ、係助詞文末用法とみることができる。


は【ハ】

〔名〕 西洋音階日本音名第一音。ハ調主音。ドイツ・イギリス音名のCに当たる。


は【刃】

〔名〕

① 物を切る道具で、切るために薄く鋭くなっている部分

書紀720雄略一三九月前田本訓)「覚(おもほ)えずして手の誤ちに刃(ハ)を傷つ」

② 人の心を傷つける物事をたとえていう。

黒い眼と茶色の目(1914)〈徳富蘆花EPILOGUEさもないことにも冷笑の刃(ハ)を感じ


は【把】

〔名〕 綛(かせ)をたばねてくくったものを数え単位生糸捻り造りしたものを三〇綛ずつ木綿の括糸で三か所結束したものをいう。生糸一俵(約六〇キログラム)は把二八〜三〇個に相当する。括ともいう。〔色葉字類抄(1177‐81)〕


は【歯】

〔名〕

鳥類を除くほとんどの脊椎動物口腔内に生ずる、骨のように堅い器官消化器一部として、食物保持破砕などに重要な役割をもつ。また、動物では武器としても使われ、ヒトでは言語発声にも関与する。動物種類により歯質発達程度形態発生部位などが異なり、その動物種類年齢判定役立つ。ヒト場合象牙質基礎に、歯冠部はエナメル質歯根部はセメント質に覆われた石灰化組織で、上下顎骨(がっこつ)に生ずる。象牙質内部中空で、歯髄満たされている。また、広義には、ウニ口器カタツムリ歯舌円口類角質歯などを含めてもいうが、これらと区別する意味で真歯とも呼ぶ。歯牙(しが)。

古事記(712)下「王子御骨埋みし所は、専ら能く知れり。亦其の御歯(は)以ちて知る可し

(10C終)四五「はもなき女のくひて酸がりたる」

器具機械などの縁に細かく並んだ刻み目。鋸(のこぎり)や歯車などのぎざぎざになっている部分(くし)の髪を梳(す)く部分など。

平家13C前)八「染殿の后より、御使のはのごとくはしりかさなって」

車輪の縁。〔日葡辞書(1603‐04)〕

下駄足駄の下につけた板の称。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕

宇治拾遺(1221頃)一四「はきたるあしだのはをふみ折りつ」


は【波】

接尾〕 (一(いち)、三(さん)、四(よん)などにつくときは「ぱ」となる) 波のように、繰り返される行動動きなどを数えるのに用いる。

階級1967)〈井上光晴〉五「翌日機動隊第二波をかけてきよった」


は【派】

〔名〕 流儀主義思想態度などを同じくすることによってできたそれぞれの集団仲間。えだ。流派。また接尾語的に、それらの流れ仲間表わす語の下に付いて、それが一つまとまった組織・系統や傾向持っていることを示すのにも用いる。「個性派

正法眼蔵123153仏道「あるいは南禅師一派称して黄龍宗と称しきたれりといへども、その派、とほからずあやまりをしるべし」


は【破】

〔名〕

雅楽で、曲の構成単位およびその様式(曲風)の名称。拍子細かくなり、ゆるやかな速度延拍子)で演奏される。

紫式部日記1010頃か)寛弘七年正月五日ごくの物は、とりのはきうをあそぶ」

② 能の一日番組編成や一曲の脚本構成などを三部分け中間の部分。序をうけて展開部となる。〔花鏡(1424)〕

連歌連句で、一巻構成の三区分うち中間の波瀾曲折尽くし盛りあがる部分。〔筑波問答(1357‐72頃)〕


は【端】

1 〔名〕

① はし。はた。へりの部分。ふち。

万葉(8C後)一五・三二三「山の波(ハ)に月傾けば漁(いざ)りする海人ともしび沖になづさふ」

② はんぱであること。はした。端数

申楽談儀(1430)能の色どり「児(ちご)なんどをばはにいだすべからず

三味線で、棹や胴の表面から弦までの距離をいう。

2語素

① 数の程度表わす。「年端

② 場所を表わす。「行端」「逃端」


は【羽】

〔名〕

鳥類全身を覆う毛。羽毛

古事記(712)上「鵜の羽(は)を葺草に為て」

鳥類飛行用の羽(はね)。つばさ。〔十巻本和名抄(934頃)〕

昆虫飛行用の翅(はね)。

万葉(8C後)三・三七六「あきづ羽(は)の袖振る妹を玉くしげ奥に思ふ見たまへ吾が君

④ 矢につける鳥のはね。方向固定するために役立てるもの。矢羽

古事記(712)上「其の矢の羽(は)は其のの子等皆喫ひつ」

(5) 弓に弦を張った際の弓の握りと弦(つる)の捜(さぐり)との間の距離。その広いのを「ふとい」、または「たかい」といい、せまいのを「ほそい」または「ひくい」という。

宮参次第(16C)「弓のはの事、木中六寸定る也」

(6) 茶釜で、釜の胴まわりにひさしのようにうすく張り出し部分。古い蘆屋釜天明釜などに多い。これの欠けたものを羽落(はおち)という。

浮世草子立身大福帳(1703)七「地がまは羽より上のこしき厚くしりうすし」

(7) 筬(おさ)の(くし)の歯のようにとりつけられた金属・竹などの薄片。筬羽。

随筆守貞漫稿(1837‐53)一七「万筋島 〈略〉一と羽毎色を隔つ万筋と云、二た羽隔を千筋と云」

(8) 大きさ表わす漁業関係者の用語。「大羽」「中羽」などと用いる。

(9) 「はぶり(羽振)」の略。

(10) ⇒わ(羽)


は【翳】

〔名〕 鳥の羽や絹を張った団扇(うちわ)状のもので、貴人の顔を隠すための長い柄(え)のついているかざしの道具。さしば。〔十巻本和名抄(934頃)〕


は【葉】

〔名〕 側生する扁平構造で、光合成水分蒸散呼吸作用を営む主要な器官表皮系基本組織系維管束系よりなり、葉身葉柄托葉などに分化する。葉身の形により単葉複葉、あるいは普通葉鱗片葉苞葉などの区別がある。葉が本来の形・作用を変え、保護貯蔵生殖作用などを営む変態葉呈すこともある。

葉の画像

古事記(712)中・歌謡「狭井河たちわたり 畝火山 木の波(ハ)騒ぎ風吹かむとす」


は【覇】

〔名〕

武力または権謀術数をもって治国政策とすること。覇道

太平記14C後)一「惟恨らくは斉桓覇(ハ)を行、人弓を遺しに、叡慮少き似たる事を」

諸侯はたがしら諸大名首領

太平記14C後)二八遂に覇(ハ)とし天下を有(たも)てり」〔孟子公孫丑上〕

③ その範囲内首領中心勢力となるもの。

*嚼氷冷語(1899)〈内田魯庵〉「西鶴、其磧、京伝、三馬等〈略〉殊に此作才は各々一方の覇(ハ)たるべき資格があったが」

競技ゲーム優勝すること。

通学物語1941)〈渋沢秀雄〉父栄一諾否泊りがけでトランプの覇を争ったりした」


は 【歯】

繩文時代には通過儀礼として成人になると歯を抜くことが行われていた。抜き方に男女の別があり、弥生時代中期まで続いた。東南アジアニューギニア台湾東部などには二〇世紀まで抜歯習俗がみられる。世界的には新石器時代からこの風があったらしい学説されている。歯に刻み目を入れる風もあった。日本には女性成人すると歯を黒くする風習があるが、のちには男性もした。東南アジアではビンロウヤシ科常緑高木)をかむため自然に黒歯になっている族がいる。

作者乾ルカ

収載図書夏光
出版社文藝春秋
刊行年月2007.9


  1. 古着屋通り符牒にして三といふ数量を表す。通り符牒参照せよ(※巻末通り符牒参照)。〔符牒
  2. 三。〔古物商

分類 古物商、符


  1. 風。〔第一類 天文事変
  2. 風を云ふ。
  3. 風のこと。

  1. 板前俗に煮方洗方の類まで板前総称するは誤れり、板前料理人中の宰領にして端板はないた)を預る一人に限る。

分類 花柳界

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読み方

読み方

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 00:34 UTC 版)

五十音と撥音




「は」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2020/05/03 21:54 UTC 版)

「は、ハ」で始まる日本語

発音

名詞:歯

  1. 動物口腔内にある咀嚼するための硬い器官
  2. 歯と同様のギザギザを持つ部分。例:の歯、歯車
  3. 下駄裏側にある板。

発音:歯

は↘
IPA: /ha/
X-SAMPA:/ha/

語源:歯

熟語:歯

翻訳: 歯

参照

  • きば

名詞:葉

  1. 植物構成する主要な器官のひとつ。葉緑体保持光合成を行う主要な場であり、一般には緑色薄い構造のもの 。はっぱ

翻訳:葉

名詞:刃

  1. 刀剣切断用い道具の、対象当て切断ないし切削用い部分やいば

複合語・成句

翻訳

名詞:羽

  1. はね。

複合語・成句

名詞:端

  1. はし。

複合語・成句

助詞

  1. 副助詞一部係助詞とする立場もある)主題を示す。文が何について(のみ)語っているか、あるいは何かと対比を示す。
  2. 前の文を受けて、新し主題について同じことを尋ねる。
  3. 提示された話題を受け、そのことへの感想評価を示す。詠嘆ニュアンス含み、「は」を含む文節強調して発音されることが多い。
  4. 否定語気強める。
  5. 連用形に付いて、否定されるものを示す。主題と同じであるが、名詞文の場合、現在ではほぼ義務化しており、無いほうが不自然である。口語ではじゃになる。
  6. 部分否定を表す。
  7. 少なくとも満たす基準を示す。主題場合異なり取り除く論理的意味が異なる。
  8. 否定文で、その数値程度まで到達しないことを示す。も、もは、までは。
  9. 総称的な主題提示し、その中で特定のすぐれたものや好ましいものなどを述部で示す。
  10. 大き地名とそこに含まれる小さ地名の間や、長い時代とそこに含まれる短い時代の間に用いる。現在では、のを用いるか、何も挟まないことが多い。
  11. 接続助詞のて、でについて、好ましくない内容仮定条件を表す。
  12. 接続助詞のて、でについて、繰り返しを表す。
  13. 「によって」「次第で」について、状況方法特定のものに限定されることを強調する。仮定可能性ニュアンスをともなう。
  14. 名詞格助詞ので、接続助詞のて、でにつき、あとにしばしば「どうか」などの語をともなって提案を表す。
  15. (AはA) 多少違いはあるだろうが、結局は同じだ。一応はそうである。無条件にそうである。用言場合はもの、こと、のなどが付く。
  16. (AはA) 譲歩して、その点は認める。用言場合はもの、こと、のなどが付く。
  17. (AはA) 無条件にそうである。ゆるがせにできないことである。
    • だめなものだめだ。問答無用
    • ならぬことならぬものです。掟掟です。
  18. (AはAで) その立場で。としても。
  19. (AはAとして) それはともかく。それは別に考慮して
    • それそれとして、さっきの話に戻ろう。
  20. 列挙を表す。

用法:助詞

他の助詞結びつく場合、必ず後置する。ただしにつくことはできず、この場合単独代用する。格助詞結びつくことはできない

発音:助詞

語源:助詞

上代では主に「はや」「はも」の形で文末にくる助詞一種であった(現在の終助詞わの源流)。倒置法により文中に入るようになり、現在の形に定着した。逆に文中の「は」が文末にきて終助詞になったという説もある。

派生語:助詞

  • あたしゃ (← あたしは)
  • じゃ (← では)
  • こた (← ことは)
  • ちゃ (← ては)
  • にゃ (← には)
  • ぼかあ (← ぼくは)
  • わたしゃ (← わたしは)

関連語:助詞

翻訳:助詞

感動詞

  1. 受け答えるときに出る言葉
  2. 笑い声を表す

関連語句:感動詞

  • はあ
  • はっ

文字コード




  • 画数:10
  • 音読み:ロウ
  • 訓読み:は、 きりしない

  • 画数:9
  • 音読み:ハ
  • 訓読み:は
  • 対応する英語:used in proper names




  • 画数:6
  • 音読み:ウ
  • 訓読み:は、 はね




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