有声歯・歯茎側面はじき音
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有声歯茎側面はじき音(ゆうせいしけいそくめんはじきおん、英: Voiced alveolar lateral flap)は、一部の音声言語で使用される子音の一種である。この音を表わす国際音声記号は、回転させた小文字の ⟨r⟩ と文字 ⟨l⟩ を組み合わせた ⟨ɺ⟩。1928年に承認されたこの記号は、[d] と [l][1][2]または [r] と [l][3][4] の間の中間的な音を表わしていた。1979年に、その音価が歯茎側面はじき音として再定義された[5]。
- ^ Association phonétique internationale (1928).
- ^ International Phonetic Association (1949), p. 14.
- ^ Association phonétique internationale (1932).
- ^ Association phonétique internationale (1952).
- ^ International Phonetic Association (1978).
- ^ Ladefoged & Maddieson (1996), p. 243.
- ^ a b Ladefoged & Maddieson (1996), p. 213.
- ^ Akamatsu (1997), p. 106.
- ^ a b Logan, Tommy (July 2003). Organised Phonology Data. SIL International. オリジナルの2018-07-09時点におけるアーカイブ。 2018年7月9日閲覧。.
- 1 有声歯・歯茎側面はじき音とは
- 2 有声歯・歯茎側面はじき音の概要
- 3 外部リンク
歯茎側面はじき音
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「有声歯・歯茎側面はじき音」の記事における「歯茎側面はじき音」の解説
言語単語IPA意味注記日本語 六(ろく) [ɺo̞kɯ̟ᵝ] '6' 異音的に [ɾ]。日本語の音韻を見よ。 心(こころ) [ko̞ko̞ɺo̞][ヘルプ/ファイル] 'こころ' カスア語 hilila [hiɺiɺɑ] '重い' 単語の先頭や末尾では使われない。 ピダハン語 toogixi [tòːɺ͡ɺ̼ìʔì] '鍬' ある種のスピーチでのみ使用される。 ワユ語 püülükü [pɯːɺɯkɯ] '豚' /r/ と対立
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