TIPA
TIPAとは、ヨーロッパを中心とする世界各地域の映像・音響分野の専門誌により構成された専門家団体である。
TIPAは1990年初頭に発足した。年次でメンバーが一堂に会し、業界の動向や最新技術について意見を交したり、優れた製品や技術を顕彰するイベント「TIPAアワード」を実施している。TIPAアワードは映像・音響の分野における権威ある賞として認知されている。
TIPAのメンバー(加盟誌)は世界5大陸それぞれに少なくとも1誌ある。北米はアメリカに、南米はブラジルに、アフリカは南アフリカに加盟誌を持つ。ユーラシア大陸はヨーロッパに多数のメンバーを擁するほか、中国やインドにもメンバーを持つ。日本にもTIPA参加誌がある。
参照リンク
TIPA
海外企業・団体: | スプリントネクステル TI Touchten TIPA The Document Foundation TCL集団 Taobao |
TIPA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/13 17:14 UTC 版)
作者 | 福井玲 |
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開発元 | 東京大学 |
初版 | 2001年10月28日 |
最新版 | 1.3 / 2004年3月30日 |
リポジトリ | https://www.ctan.org/tex-archive/fonts/tipa/ |
プログラミング 言語 | TeX |
対応OS | TeXが動作する環境 |
対応言語 | 国際音声記号 |
サポート状況 | 停滞 |
種別 | TeXマクロパッケージ |
ライセンス | LaTeXプロジェクト公衆利用許諾書 |
公式サイト | http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~fkr/computer.htm[リンク切れ] |
TIPA はLaTeX上で国際音声記号 (IPA) やその他の音声記号を表示するための自由ソフトウェアである。東京大学の福井玲によって開発された。より古い TSIPA というソフトウェアが元になっている。
TeX標準の書体であるComputer Modernに合わせたデザインのほかいくつかの書体が利用可能。利用したい記号に対応するマクロ名を入力するか、次の環境内でショートカット文字を利用する。例えば、曖昧母音[ə]は\textschwa
命令、または以下の環境内でショートカット文字@
を用いることで表示できる。
\textipa{...}
{\tipaencoding ...}
\begin{IPA} ... \end{IPA}
使用例
LaTeX原稿 | \textipa{[""Ekspl@"neIS@n]} | \textipa{[/f@"nEtIks/]} |
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出力 | ||
Unicodeによる表示 | [ˌɛkspləˈneɪʃən] | [fəˈnɛtɪks] |
外部リンク
- 福井玲 (2004年). “コンピューターの部屋”. 福井玲のページ. 東京大学文学部. 2013年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月23日閲覧。
- 福井玲 (2004年3月24日). “TIPA Manual” (PDF). CTAN: Comprehensive TeX Archive Network. 2019年2月23日閲覧。
- “TIPA - TeX Wiki”. TeX Wiki. Japanese TeX Development Community (2017年8月17日). 2019年2月23日閲覧。
固有名詞の分類
- TIPAのページへのリンク