ぜ
「せ」の濁音。歯茎の有声破擦子音[dz]と母音[e]とから成る音節。[dze]
[補説] 清音「せ」に対する濁音としては、本来、歯茎の有声摩擦子音[z]と母音[e]とから成る音節[ze]が相当するが、現代共通語では一般に[dze]と発音する。しかし、[ze]とも発音し、両者は音韻としては区別されない。古くは[ʒe](あるいは[dʒe][dze])であったかともいわれる。室町時代末には[ʒe]であったが、近世以降[ze]からさらに[dze]に変じた。
ぜ
[終助]《終助詞「ぞ」に終助詞「え」の付いた「ぞえ」の音変化》活用語の終止形に付く。
1 親しみを込めて軽く念を押す意を表す。「一服しよう―」「うまくいった―」「明日までに頼んだ―」
2 相手を脅したり、高慢に見下して注意を喚起したりする意を表す。「どうなっても知らない―」「つまらんことは言わないほうがいい―」
ぜ【▽前】
ぜ【是】
ぜ【是】
ゼ
ぜ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 00:28 UTC 版)
終助詞の「よ」「~じゃん」にあたる。呉西方言。「ちゃ」とほぼ同じだが、「ちゃ」は自己完結しているのに対し、「ぜ」は相手に同意を促すように使うのが特徴。「ぞ」の柔らかい用法。関東方言では男性語だが、女性も使う。
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ぜ
「ぜ」の例文・使い方・用例・文例
- バターと砂糖を混ぜ合わせそれから卵を加えなさい
- 「お腹空いてる」「いや,ぜんぜん」
- それにしても,なぜあなたは花を持って彼女の家の外に立っていたんですか
- 彼は教授職に任ぜられた
- 彼はぜんそくを患っている
- どんなに多くみても,せいぜい3キロぐらいの体重オーバーだ
- 今月は新しい生徒を期待するにしてもせいぜい10人だろう
- ぜんそくの発作が起きる
- バターと砂糖をいっしょにしてかき混ぜなさい
- 私がなぜこの学校を選んだかといえば私の家に近いからです
- 裁判官に任ぜられる
- 粉と牛乳を混ぜ合わせなさい
- なぜニューヨークに来ているのですか
- 彼がなぜそんなことをしたのか本当に理解できません
- なぜ彼がここに来たのかよくわからない
- 彼女がなぜ心変わりしたのか彼にはまったくわからなかった
- 彼はとてもおもしろい人だ.ぜったい君を退屈させないだろう
- かぜをひかないよう用心する
- 彼女がなぜそんなことをしたのかわからない
- 質問ぜめにあう;争いに巻き込まれる
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