是々非々
読み方:ぜぜひひ
別表記:是是非非
是々非々の「是」には道理にかなっているや正しいという意味があり、「非」には正しくないという意味があり、是は是、非は非とするのが智であると中国の思想家荀子が述べたのが語源である。
別表記:是是非非
是々非々とは、是々非々の意味
是々非々とは、立場にとらわれず良いことは良い、悪いことは悪いと判断するという意味のこと。是々非々主義はそういった思想の人を指す。是々非々は、英語では fair and just と表現する。是々非々の「是」には道理にかなっているや正しいという意味があり、「非」には正しくないという意味があり、是は是、非は非とするのが智であると中国の思想家荀子が述べたのが語源である。
是々非々の類語、反対語
是々非々の類語としては、どちらの見方もしない中間に立つという意味の厳正中立や、公平に判断するという意味のある公明正大が挙げられる。是々非々の反対語は、偏った考え方をして勝手に思い込むという意味の専断偏頗や、成り行きを伺って有利な方に付こうとする日和見などが挙げられる。是々非々は荀子が語源になっているが、是々非々は智であると同時に是々非々ではないのが愚であるとも書いている。また、是々非々という記述方法は日本固有のもので、中国では繰り返し符号は使わない。そのため、中国では是是非非と書き、日本の公平に是非の判断をするという意味ではなく、是非がはっきりしていることを指す言葉で意味も若干異なる。是々非々の例文、使い方
是々非々の例文として「支持政党にとらわれず政策を是々非々で判断する」「問題は一つ一つ是々非々で対応する」などが挙げられる。使い方は、中立性や客観性を示す場合に是々非々を用い、是々非々な考え方の人を評価、自称する時には是々非々主義と使い分ける。ぜぜ‐ひひ【是是非非】
是是非非と同じ種類の言葉
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