ぜぜひひとは? わかりやすく解説

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是々非々

読み方:ぜぜひひ

是々非々とは、公正無私立場から物事判断するという意味を持つ言葉である。これは、一貫性先入観とらわれず、各事象その都度その事自体価値事実基づいて評価するという考え方を示す。是々非々の原則は、公平な評価判断を行うための基本的な指針となる。 是々非々は、法律ビジネス教育など、多く分野用いられる例えば、裁判では証拠評価判断を行う際に、是々非々の原則が重要となる。また、ビジネスでは、プロジェクト進行状況成果評価する際に、是々非々の視点から公正な評価を行うことが求められる教育現場でも、学生一人一人能力努力公平に評価するために、是々非々の精神重視される

是々非々

読み方:ぜぜひひ
別表記:是是非非

是々非々とは、是々非々の意味

是々非々とは、立場とらわれず良いことは良い悪いことは悪いと判断するという意味のこと。是々非々主義そういった思想の人を指す。是々非々は、英語では fair and just表現する

是々非々の「是」には道理かなっているや正しいという意味があり、「非」には正しくないという意味があり、是は是、非は非とするのが智であると中国思想家荀子述べたのが語源である。

是々非々の類語、反対語

是々非々の類語としては、どちらの見方もしない中間に立つという意味の厳正中立や、公平に判断するという意味のある公明正大挙げられる。是々非々の反対語は、偏った考え方をして勝手に思い込むという意味の専断偏頗や、成り行き伺って有利な方に付こうとする日和見などが挙げられる。是々非々は荀子語源になっているが、是々非々は智であると同時に是々非々ではないのが愚であるとも書いている。また、是々非々という記述方法日本固有のもので、中国では繰り返し符号使わない。そのため、中国では是是非非と書き日本公平に是非の判断をするという意味ではなく、是非がはっきりしていることを指す言葉で意味も若干異なる。

是々非々の例文、使い方

是々非々の例文として「支持政党とらわれず政策是々非々で判断する」「問題一つ一つ是々非々で対応する」などが挙げられる使い方は、中立性客観性を示す場合に是々非々を用い、是々非々な考え方の人を評価自称する時には是々非々主義使い分ける

ぜぜ‐ひひ【是是非非】

読み方:ぜぜひひ

《「荀子修身の「是を是とし非を非とする、これを知といい、是を非とし非を是とする、これを愚という」から》よいことはよい、悪いことは悪いと公平な立場判断すること。「—主義



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