し‐せい【氏姓】
読み方:しせい
氏(うじ)と、姓(かばね)。姓氏。
氏姓制度
氏姓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 20:07 UTC 版)
網引公という氏姓は、「網を張って漁獲を業とする民」の長たる地方豪族のものであって、全国各地に分布している。そのうち、葦田郡に移住した氏族もあったと考えられる。
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氏姓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/26 13:43 UTC 版)
ヤマト王権においては全体を統合する大王の下で有力豪族たちが氏(ウヂ)として奉仕し王権を構成した。古代における氏(ウヂ)とはそれを束ねる有力な血縁集団の家系を中心として、その周縁に血縁・非血縁の様々な家が含まれる同族団あるいはその連合体である。この同族団の構成員は(特に中心的な家系において)実際に血縁関係にある場合が多いが例外を含み、また氏内部において身分差を内包する。また、氏の中心的な家系はヤマト王権と何らかの政治的関係を有するのが原則であり、ヤマト王権との関係によってもたらされる政治的権力が氏内部の統制と外部への拡大に重要な意義を持った。このため日本古代のウヂは単なる自然発生的な血族集団としての氏族(Clan)とは異なり、ヤマト王権自体と密接に結びついて成立していた政治的集団または政治的組織であるとされている。氏の成立が自然発生的なものでなく政治的関係性によるものであることは、氏名がしばしば仕奉すべき職掌を表し(つまりは天皇と氏の間の君臣関係を前提とし)、氏姓が制度的に定まった後も王権側が氏姓を賜与・変更する権能を保持したことにも表れている。 氏名(ウジの名前)は地名によるもの(蘇我氏、葛城氏、吉備氏、上毛野氏など)と職掌によるもの(物部氏、大伴氏、中臣氏など)に大別され、臣(オミ)、連(ムラジ)、造(ミヤツコ)などのような姓(カバネ)を帯びた。こうした氏姓(ウヂとカバネ)を持つことはヤマト王権の政事(マツリゴト)に何らかの形で関与していることを示していた。
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氏姓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 01:01 UTC 版)
天皇は氏姓および名字を持たないとされる。 「皇室#皇室と氏姓」も参照
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