蘇我入鹿とは? わかりやすく解説

そが‐の‐いるか【蘇我入鹿】


蘇我入鹿

作者海音寺潮五郎

収載図書悪人列伝 古代新装版
出版社文藝春秋
刊行年月2006.11
シリーズ名文春文庫


蘇我入鹿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/05 22:44 UTC 版)

蘇我 入鹿(そが の いるか)は、飛鳥時代豪族蘇我蝦夷の子。大臣として大和朝廷の最上位有力者であったが、乙巳の変において討たれる。


注釈

  1. ^ 箭田皇女[1]あるいは箭田皇子[2]を産んだとされるが、所拠不明。
  2. ^ ただし、上宮王家がこの時に全員死亡したとする説には疑問を持つ見方もある。例えば、『聖徳太子伝補闕記』において山背大兄王とともに自殺したとされる片岳女王(片岡女王)について、東野治之は『法隆寺資財帳』に見える金泥銅灌頂幡を寄進した「片岡御祖命」と同一人物とし、女王が一族の滅亡後も生き延びて法隆寺の再建に立ち会った可能性があるとしている[4]
  3. ^ 入鹿と同じくから帰国した留学生や学問僧に最新の統治技術を学んだ中大兄皇子は、有力王族が権力を掌握し、それを権臣や有力視族の代表による合議体が補佐するという新羅の方式を理想としていた[3]

出典

  1. ^ 『帝王編年記』
  2. ^ 『一代要記』
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 倉本一宏『蘇我氏 古代豪族の興亡』(中央公論新社、2015年)
  4. ^ 東野治之校注『上宮聖徳法王帝説』(岩波書店、2013年)P22
  5. ^ 武光誠『語源に隠された日本史』(河出書房新社、2014年) 70頁


「蘇我入鹿」の続きの解説一覧

蘇我入鹿(そがのいるか)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 01:41 UTC 版)

日出処の天子」の記事における「蘇我入鹿(そがのいるか)」の解説

布都姫忘れ形見山背大兄とは幼少時から気心の知れた仲であるが、舂米巡って恋敵でもあった人物として描かれている。

※この「蘇我入鹿(そがのいるか)」の解説は、「日出処の天子」の解説の一部です。
「蘇我入鹿(そがのいるか)」を含む「日出処の天子」の記事については、「日出処の天子」の概要を参照ください。

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