落胤とは? わかりやすく解説

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らく‐いん【落×胤】

読み方:らくいん

身分の高い男が正妻以外の身分の低い女に生ませた子。おとしだね御落胤


落胤―お京

作者碓井静照

収載図書中世恥丘みだら―中世ロマン主義短編小説集
出版社ガリバープロダクツ
刊行年月2001.11
シリーズ名ガリバープロダクツベストヒットシリーズ


落胤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/04 05:58 UTC 版)

落胤(らくいん)とは、父親に認知されない庶子、私生児のこと。歴史上では高貴な人物の出自でそれが話題になることが多い。落とし胤(だね)[1]落とし子とも。正式な血統の一族とはみなされないので、正当な系図には記載されていないことが多い。




「落胤」の続きの解説一覧

落胤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 14:19 UTC 版)

北白川宮能久親王」の記事における「落胤」の解説

能久親王不慮薨去後、その外妾だった申カネ前波栄がそれぞれ所生の芳之と正雄が親王後胤だと名乗り出てきた。そこで宮内省入念な調査行ったところ、果たし両名とも確かに親王の五男と六男であり、親王生前その事実を把握していたことが判明した。しかし親王はすでに鬼籍にあり、この両名認知する旨を記した遺言書もなかったことから、彼らを法的に親王の子として認知することはできず、したがって皇族一員として王となすこともできなかった。一般臣民であれば父親の死後でその子原告として検察官相手取るかたちで強制認知形成提起する民事訴訟持ち込むこともできたが、皇室典範はこうした事態想定した条文はなく対応する手段欠いたのである。それでも北白川宮家では他の庶子同様に富子妃がこの両名引き取って養育することにした。そこで平民の子供が宮家一員として生活するという不都合回避するため、翌明治30年1897年明治天皇優諚によりまだ満8歳と満7歳のこの両名を特に華族列して伯爵叙すとともにそれぞれに新たに「二荒」と「上野」の家名下賜した。当時皇族内規により、原則として宮家生まれた王は、その宮家継嗣となるか、あるいは皇女結婚することで天皇の婿として新たに一宮家を創始することができない限り成人達した後に臣籍降下華族列して一家起こすことになっていたが、この両名も王に準じるということ実質的にこの内規を前倒しにして適用したものと考えることができる。 なお二荒芳之病弱で子をなさぬまま満21歳卒去したが、生前からのたっての願いを容れてその後目には芳之の異母妹である拡子女王を富子妃の実弟にあたる伊達宗徳の九男・芳徳にめあわせ、このふたりを夫婦養子迎えるかたちで二荒伯爵家を継がせているが、そこには芳之が幼い頃自身受け入れてくれた北白川宮家嫡母として親身に子育てをしてくれた富子妃に対して最期までたいへん気を遣っていた様子見て取れる

※この「落胤」の解説は、「北白川宮能久親王」の解説の一部です。
「落胤」を含む「北白川宮能久親王」の記事については、「北白川宮能久親王」の概要を参照ください。

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落胤

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 13:15 UTC 版)

名詞

らくいん

  1. 正妻以外に生ませた子。

翻訳

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