道鏡とは? わかりやすく解説

どうきょう〔ダウキヤウ〕【道鏡】

読み方:どうきょう

[?〜772]奈良時代法相(ほっそう)宗の僧。河内(かわち)の人。弓削(ゆげ)氏出身称徳天皇信任され政界に進出太政大臣禅師法王となり、権力ふるったが、皇位ねらって藤原氏および和気清麻呂(わけのきよまろ)らに阻止された。天皇死後下野(しもつけ)の薬師寺別当左遷され、その地で没。


どうきょう 【道鏡】


道鏡

作者坂口安吾

収載図書道鏡・家康
出版社富士見書房
刊行年月1987.9
シリーズ名時代小説文庫

収載図書昭和文学全集 12
出版社小学館
刊行年月1987.10

収載図書坂口安吾全集 4
出版社筑摩書房
刊行年月1990.3
シリーズ名ちくま文庫

収載図書時代小説大全集 3 人物日本史 古代戦国
出版社新潮社
刊行年月1990.9
シリーズ名新潮文庫

収載図書虹の絵巻古代王朝
出版社講談社
刊行年月1992.2
シリーズ名歴史小説名作

収載図書坂口安吾全集 04
出版社筑摩書房
刊行年月1998.5

収載図書時代小説人物日本の歴史 古代中世編
出版社小学館
刊行年月2004.1
シリーズ名小学館文庫


道鏡

作者北川あつ子

収載図書道鏡
出版社沖積舎
刊行年月1987.10


道鏡

読み方:どうきょう

  1. 道鏡。大陰をいふ。弓削道鏡陰茎長大なりしとの史伝出づ。「花の幸」に詳かなり。隠語。「道鏡が母馬夢見て孕み」。「出来合のしゆびん道鏡間に合はず」。「かの道の鏡ともなる天下一」。「あいだには腕人形弓削つかひ」。「道鏡に評議のつかぬ大やしろ」。
  2. 男根大のこと。〔風流
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道鏡

読み方:ドウキョウ(doukyou)

初演 享保12.春(京・佐野川菊座)


道鏡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 15:43 UTC 版)

道鏡(どうきょう、文武天皇4年(700年)? - 宝亀3年4月7日772年5月13日)以前[1])は、奈良時代僧侶。俗姓は弓削氏(弓削連)。俗姓から、弓削 道鏡(ゆげ の どうきょう)とも呼ばれる。平将門足利尊氏とともに日本三悪人と称されることがある。


注釈

  1. ^ 『新撰姓氏録』左京神別で「弓削宿禰。石上同祖」とする。
  2. ^ 『僧綱補任』、『本朝皇胤紹運録』など。『公卿補任』でも一説としてあげている。なお、太田亮『姓氏家系大辞典』では、天智天皇皇孫説を誤りと断じている。また、海音寺潮五郎は「悪人列伝」で「道鏡が本当に志貴皇子の落胤なら天智天皇の孫で、称徳天皇崩御の後に即位した白壁王(光仁天皇)の弟に当たる。これを即位させるのに称徳天皇があれほど気兼ねする必要がないし公卿たちが大騒ぎして阻止する理由もなく、道鏡の皇胤説は信じられない」としている[3]

出典

  1. ^ 横田健一『道鏡』吉川弘文館人物叢書 初版(1959年)新装版(1988年)の新装版P248に死去の日を不明とし訃報の言上日から推測しているのに基づく。
  2. ^ 横田[1959: 35]
  3. ^ 「悪人列伝」1、P84、1975年、文春文庫
  4. ^ 「悪人列伝」古代篇、P117、2006年、文春文庫。なお嫪毐が巨根であったことは「史記」呂不韋列伝の本文に記載されている。
  5. ^ 道鏡ゆかり、70m級の七重塔跡…土台と断定読売オンライン(2017年02月09日)2017年02月11日閲覧[リンク切れ]


「道鏡」の続きの解説一覧

道鏡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 04:24 UTC 版)

王 (皇族)」の記事における「道鏡」の解説

766年(天平神護2年)には称徳天皇太政大臣禅師だった道鏡に法王称号授け百官拝礼されたが、皇族身位ではない上、道鏡の失脚後称号自体廃止されている。

※この「道鏡」の解説は、「王 (皇族)」の解説の一部です。
「道鏡」を含む「王 (皇族)」の記事については、「王 (皇族)」の概要を参照ください。


道鏡(どうきょう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 03:00 UTC 版)

ONIシリーズ」の記事における「道鏡(どうきょう)」の解説

五行軍の参謀存在。しかし役小角をも背後から操る黒幕であり、その正体は謎に包まれている。地獄より「大凶八将神だいきょうせいはっしょうじん)」を呼び出す為に地獄門を開くべく小角唆した五行軍時代弓弦師匠でもあった。

※この「道鏡(どうきょう)」の解説は、「ONIシリーズ」の解説の一部です。
「道鏡(どうきょう)」を含む「ONIシリーズ」の記事については、「ONIシリーズ」の概要を参照ください。

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