僧綱とは? わかりやすく解説

そう‐ごう〔‐ガウ〕【僧綱】

読み方:そうごう

僧尼統率し諸寺を管理する官職僧正僧都(そうず)・律師置かれた。

僧官僧位総称僧正僧都律師と、法印法眼(ほうげん)・法橋(ほっきょう)。

僧綱領(そうごうえり)」「僧綱頸(そうごうくび)」の略。


僧綱

読み方:ソウゴウ(sougou)

僧尼統轄し法務執行する律令国家仏教統制機関


そうごう 【僧綱】

仏教僧尼の綱維規律)を司る者の意で、僧尼や諸大寺取り締まる役目の僧(僧官)。中国でできた制。日本では六二四(推古天皇三二)年僧正僧都法頭設け法頭をのち律師改め、その執務する場所を僧綱所とか綱所といい、初め薬師寺置かれ、のち他寺に移った。右の三職はのち大僧正とか少僧都権僧正どのように大・少・細分化され、さらに法印法眼法橋僧位ができると、これも付与した。衣の後ろ襟を高くしたものを「僧綱」と呼ぶのは、これからきている。→ 僧官 僧位 三綱

僧綱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/03 17:58 UTC 版)

僧綱(そうごう)とは、日本における仏教僧尼を管理するためにおかれた僧官の職である。




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