着方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:08 UTC 版)
ゴタル(ᠭᠤᠲᠤᠯ、гутал)と呼ばれる膝丈で先のそりかえったブーツを履くのが一般的である。男性はこれにジャンジン・マルガエ(ᠵᠠᠩᠵᠤᠨᠮᠠᠯᠠᠭᠠᠢ、жанжин малгай、頭頂部が玉ねぎのようにとがっている正装用の帽子)を被り、女性はトールツォグ(ᠲᠣᠭᠤᠷᠴᠤᠭ、тоорцог、長い飾り紐がついた丸い帽子)をかぶる。一般に、男性のデールはゆったりと着付け、無地で渋い色合いが好まれる。特に格が高いとされるのは青色のデールである。女性は、模様のある鮮やかな色調のデールをウエストを強調して着付ける。その上にフレム(ᠬᠦᠷᠮᠡ、хүрэм、袖付き上着)かハンターズ(ᠬᠠᠨᠲᠠᠭᠠᠵᠠ、хантааз、袖なし上着)を着ることもある。また、既婚女性はブス(ᠪᠦᠰᠡ、бүс、帯)を締めないデールの上にウージ(ᠤᠤᠭᠤᠵᠤ、ууж)という袖なしの長い上着を着ることがある。 現在、ウランバートルなど都市部に住む女性は、ウムド(ᠥᠮᠦᠳᠦ、өмд、ズボン)を略し、ゴタルの代わりにパンプスを履くこともある。 採寸はメジャーなどは使わず、掌を使って丈を決める。掌7つぶんが目安とされる。
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「着方」の例文・使い方・用例・文例
- 彼は、彼女の服の着方について必ず何か口を出す。
- 我々は、人々の衣服の着方を規制できない
- 業務で建物にいる間の、服装の正しい着方を指定している一組の規則(または服装のどんな着方が禁止されるかについて指定する)
- 流行のファッショナブルな着方で服を着る人
- ある人の衣服の着方に現われた癖
- 僧綱領という,広襟を立てて三角形にする老人の衣服の着方
- 垂り領という,日本中世の衣服の着方
- 壷折りという,着物の着方
- 舵をななめに入れて抵抗を少なくする舵の装着方法
- 二枚重ねという,和服の着方
- 仰衣紋という,和服の衣紋を後ろに押し下げ,首筋が出るようにした着方
- 着物の右側を内側にする着物の着方
- 和服の着方で褄を高くからげた
- 抜き衣紋という,和服の着方
- 抜き襟という,和服の着方
- スーパーレイヤードという,洋服の着方
- 右衽という,着物の着方
- 僧綱という位にある僧の法衣の着方
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