西岡神宮とは? わかりやすく解説

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西岡神宮

読み方:ニシオカジングウ(nishiokajinguu)

別名 お三宮さん

教団 神社本庁

所在 熊本県宇土市

祭神 春日大神 ほか

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

西岡神宮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/22 07:02 UTC 版)

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西岡神宮
所在地 熊本県宇土市神馬町694
位置 北緯32度40分41.9秒 東経130度38分52.7秒 / 北緯32.678306度 東経130.647972度 / 32.678306; 130.647972座標: 北緯32度40分41.9秒 東経130度38分52.7秒 / 北緯32.678306度 東経130.647972度 / 32.678306; 130.647972
主祭神 一之宮(春日大神)
二之宮(八幡大神)
三之宮(住吉大神)
社格 郷社
創建 (伝)和銅6年(713年)
別名 三宮さん
例祭 10月19日
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西岡神宮(にしおかじんぐう)は、熊本県宇土市神馬町にある神社である。旧社格は郷社。

由緒

社伝によれば、和銅6年(713年)、元明天皇の勅願により宇土地域の総鎮護として中原(壇原)に創建された。はじめは春日大神住吉大神の勧請であったが、承久3年(1048年)、関白藤原道隆により八幡宮を合わせて祀ったので三宮大明神と称することとなり、現在でも三宮さんの名で親しまれている[1][2]

中世には菊池氏宇土氏名和氏ら代々の領主の尊崇を受けたが、天正16年(1588年)に小西行長の社殿焼き討ちにあい、神体はしばらく山中に隠し祀られた[3]

慶長6年(1601年)、加藤清正により、現在の地に再興され、後の肥後熊本藩主細川氏代々の崇拝、保護を受け現在に至る[4]。奈良時代に創建され、約1,300年の社歴を有する古社である。

祭神

西岡神宮 本殿

例祭日

境内社

参考文献

  • 宇土郡役所編『宇土郡誌』、1921
  • 宇土市編纂発行『宇土市史』、1960
  • 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典43 熊本県』角川書店、1987、840頁
  • 宇土市史編纂委員会編纂『新宇土市史 第2巻』宇土市、2007

出典

  1. ^ 熊本日日新聞編纂・発行『熊本県大百科事典』、1982、623頁
  2. ^ 史実としては当時の関白は藤原頼通であった。
  3. ^ 日本歴史地名大系44『熊本県の地名』平凡社、1985、681頁
  4. ^ 鈴木喬編『熊本の神社と寺院』熊本日日新聞社、1980、88-89頁

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