神馬とは? わかりやすく解説

しん‐ば【神馬】

読み方:しんば

⇒しんめ(神馬)


しん‐め【神馬】

読み方:しんめ

《「じんめ」とも》神の乗用として神社奉納する馬。神駒(かみこま)。しんば。


神馬

読み方:シンメ(shinme), ジンメ(jinme)

神の乗用として、また祈願祈祷のため、神社奉献する馬のこと。

別名 神駒


しんめ 【神馬】

ジンメとも。神の乗る馬として、また、祈願のために、神社奉献する馬。神駒。絵馬は神馬の形を額に描いて奉納する略儀から生まれた木石彫刻したものを献ずることもあった。神馬は美しく装飾した。→ 絵馬

神馬(しんめ)

神の乗用供する馬の意で、神社奉納した馬。

神馬

作者竹西寛子

収載図書昭和文学全集 30
出版社小学館
刊行年月1988.5

収載図書湖―竹西寛子自選短篇集
出版社学芸書林
刊行年月1989.5

収載図書竹西寛子著作集
出版社新潮社
刊行年月1996.6

収載図書竹西寛子自選短篇集
出版社集英社
刊行年月2005.5
シリーズ名集英社文庫


神馬

読み方:しんまー

  1. 六人ノ称。〔支那人隠語
  2. 六人を云ふ。

分類 支那人

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神馬

読み方:ジンメ(jinme)

作者 竹西寛子

初出 昭和47年

ジャンル 小説


神馬

読み方
神馬かみうま
神馬かみば
神馬かみま
神馬しんば
神馬しんま
神馬しんめ
神馬じんば
神馬じんま
神馬じんめ

神馬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/26 03:41 UTC 版)

神馬(しんめ/じんめ、かみうま)は、神が騎乗するとして神聖視された馬である。日本の神社に奉献され、あるいは祭事の際に登場する馬を指す。馬の種類に特に決まりはないが、一般的に白馬を重んじる。

奉納された神馬。競走馬を引退したサラブレッドが、神馬として奉納されている(山梨県富士吉田市 冨士山下宮小室浅間神社
豊受大神宮伊勢神宮の外宮)にある御厩。神馬「丘昭号(おかあき)」

概要

金属製の神馬像(香川縣護國神社
木製の神馬像(穂高神社

奈良時代から祈願のために馬を奉納する習わしがある。奉納者は一般の民間人から皇族まで様々である。

小規模な神社ではその世話などが重荷となること、また高価であり献納する側にとっても大きな負担となることから、絵馬などに置き換わっていった[1]。また、等身大の馬の像をもって神馬とすることも多い。

延喜式』3巻26条では、を願う時には黒毛の馬を[2]晴れを願う時には白毛馬をそれぞれ献納するという記述がある。後代になり、の演目の一つである「絵馬」では、神が黒馬の絵馬・白馬の絵馬を掛ける内容になっている[3]中世の武士は戦争での勝利を祈願するために神馬を奉納した(例として、「神馬に関する歌」を参照)。古くからの神社の中に「神馬舎」・「神厩舎」が馬の存在如何を問わずに設置されている所があるのは、神馬の風習の名残である。

また、祭りなどにおいて多量の馬を使用する場合もあり、一時的に神馬と呼ぶ場合もある。競走馬を引退したサラブレッドが、神馬として奉納されるケースもある。

吉兆としての神馬の場合、中国『符瑞図』(編纂顧野王)に、「青い馬(黒毛で青みのある馬)で、髪と尾の白いのは神馬である」とあり、『続日本紀神護景雲2年(768年)9月11日条に、7月11日に肥後国から得た神馬の記述が見られる。

神馬を飼育している神社

神馬に関する歌

  • 吾妻鑑』の建久6年(1195年)4月27日条に、将軍家の使いとして神馬を引いて来た梶原景時が住吉社に馬を奉じると共に、和歌を一種殿柱にしるしつく。
    • 「我が君の 手向(たむけ)の駒を 引きつれて 行末遠き しるしあらわせ」

神馬の写真

脚注

  1. ^ 一例として、『続日本紀』や『延喜式』といった律令時代の記述では、雨乞いに黒馬を奉納する記述が見られるが、後代のの演目の一つである「絵馬」では、神が黒い絵馬を掛ければ雨が降り、白い絵馬を掛ければ晴れになるとする内容になっており、実物の馬から絵馬に変化している。
  2. ^ 一例として、『延喜式』以前の『続日本紀宝亀3年(772年)2月24日条、「日照りのため、黒毛の馬を丹生川上神(大和国)に奉納した」という記述が見られる。
  3. ^ 権藤芳一『能楽手帳』駸々堂、1979年 pp.58-59.

関連項目


神馬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/08 06:46 UTC 版)

皇大神宮」の記事における「神馬」の解説

内宮では皇室から奉納された2頭の神馬を飼育している。御厩(みうまや)にいることもあるが、天候や神馬の体調によりいない場合もある。地元では「お馬さま」と敬称呼ばれ写真撮影されても動じることはないが、ストロボ撮影禁止されている。 毎月1日11日21日には正宮参拝する「神馬牽参」(しんめけんざんが行われる。午前8時前後神職伴われ神馬が正宮進み石段の前で正宮お辞儀をする。神馬牽参の際、神馬は菊の御紋入った馬衣うまぎぬ)を身に付ける。 外宮でも内宮同様に2頭の神馬が飼育され同日に神馬牽参を行う。

※この「神馬」の解説は、「皇大神宮」の解説の一部です。
「神馬」を含む「皇大神宮」の記事については、「皇大神宮」の概要を参照ください。

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