復旧状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/01 04:10 UTC 版)
「熊野町ジャンクション火災事故」の記事における「復旧状況」の解説
5号池袋線は北池袋 - 板橋JCT間の上下線、中央環状線は外回りが西新宿JCT - 板橋JCT間、内回りは板橋JCT - 西池袋間で通行止になった。この為、一旦一般道へ降り、通行止区間を迂回した後に再度首都高速を利用する場合は、再度利用する入口料金所で通行料金を徴収しない乗継割引措置がとられた。 8月4日に現地対策本部・本社対策本部、翌8月5日に本社災害復旧本部設置。事故車は8月6日に搬出された。8月7日に、仮復旧に向け25トンのトラックを実走させ、載荷試験を実施。これを受け、8月9日に5号池袋線の上下線が片側1車線通行で仮復旧した。 工期3ヶ月を目途に、24時間体制で橋脚の補強と2スパン40メートルに渡る橋桁の架け替えが行われたが、工期短縮のため、数々の取り組みがなされた。架設用トラスをリースし、通常小分けにして撤去する鋼桁を大ブロックで撤去、新しい鋼桁の架設にも活用された。通常硬化に4週間掛かるところを1週間で固まる早強コンクリートを使用し、床板と高欄の一体施工でさらに短縮。通常は鋼桁の製作だけで1ヶ月掛かるところを、8月11日にメーカーと契約して31日に架設されるなど、協力会社の尽力もあり、9月16日に中央環状新宿線外回りから5号線下りへのランプが復旧。5号線上りから中央環状新宿線内回りへのランプも9月18日に復旧し、暫定2車線で通行可能となり、事故発生から73日後の10月14日正午頃に全面復旧した。
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