スイッチトキャパシタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/10 05:43 UTC 版)
スイッチトキャパシタ(Switched capacitor)は、コンデンサとスイッチを組み合わせることによって、抵抗器のように電流または電圧を制限する電子回路。調整した電力を熱として放出する抵抗器とは異なり、電力を消費しないように見えるが、後述のとおり理想的な状態でも電力の消費は発生する。電源電圧を変換する電源回路や信号処理回路に使用される。電源回路としての用途では、入力電圧より高い電圧を出力する電子回路としてチャージポンプがあるが、類似の回路をすべてMOS-FETなどのゲート信号等で制御可能なスイッチング素子に置き換えて作られたスイッチトキャパシタ電源回路もある。
- ^ “E検定 ~電気・電子系技術検定試験~スイッチトキャパシタフィルタの抵抗値”. 日経BP社. 2018年4月2日閲覧。
- 1 スイッチトキャパシタとは
- 2 スイッチトキャパシタの概要
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