ASICとは? わかりやすく解説

エー‐エス‐アイシー【ASIC】

読み方:えーえすあいしー

application specific integrated circuit》⇒エーシック(ASIC)


エーシック【ASIC】


ASIC

フルスペル:Application Specific Integrated Circuit
読み方エーシック
別名:カスタムチップカスタムIC

ASICとは、ある特定の用途特化して製造され集積回路のことである。ユーザー注文合わせて、ある特定の用途のためだけに設計され製造される集積回路のことである。「カスタムチップ」「カスタムIC」などとも呼ばれることも多い。

特殊用途向けに設計する方式には、あらかじめ特定の用途想定して製造する「セミカスタムIC」と、注文に応じてまったく最初から設計始める「フルカスタムIC」との二種類がある。フルカスタムICに近づけば近づくほど、納期長くなり費用高くつくが、そのぶん業務最適な処理を期待することができる。また、「セミカスタムIC」はあらかじめ特定の機能持った回路組み合わせによる途中製造段階製品用意しておき、要望に応じて回路ブロック配線変更し最適な回路構造設計する手法である。

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ASIC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/26 02:49 UTC 版)

ASIC: application specific integrated circuit特定用途向け集積回路)は電子部品の種別の1つで、特定の用途向けに複数機能の回路を1つにまとめた集積回路の総称である。通常は「エーシック」と発音され、表記する場合は日本でも「ASIC」である。


  1. ^ a b ASIC、マイニングとは?詳細を解説 - 【DMMビットコイン】暗号資産(仮想通貨)ならDMM Bitcoin” (日本語). DMM Bitcoin. 2022年1月19日閲覧。
  2. ^ 木村雅秀著 『ASICの微細化に急ブレーキ 45nm世代で壁に直面』 「日経エレクトロニクス 2009年3月9日号」 p.94-98


「ASIC」の続きの解説一覧

ASIC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 14:21 UTC 版)

セカンドソース」の記事における「ASIC」の解説

基本的には、自社製品或いは特定の顧客向けの製品で、高集積化進み多品種少量生産傾向が強い。また、製品寿命短くなっていることもあり、同一製品長期間にわたり継続して製造することは少ない。所定数量製造終了するのがほとんどで、自社内製造ライン用いたりファブ専業業者製造委託したり、或いは両方方法平行して用いることもある。これも、セカンドソースが行われることはまずない。

※この「ASIC」の解説は、「セカンドソース」の解説の一部です。
「ASIC」を含む「セカンドソース」の記事については、「セカンドソース」の概要を参照ください。


ASIC(Application Specific Integrated Circuit)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/25 13:20 UTC 版)

並列計算」の記事における「ASIC(Application Specific Integrated Circuit)」の解説

ASICを使って並列処理行おうとする試みいくつか行われている。

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「ASIC(Application Specific Integrated Circuit)」を含む「並列計算」の記事については、「並列計算」の概要を参照ください。

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