ヴィー‐プロ【vPro】
読み方:ヴぃーぷろ
米国インテル社が発表した、ビジネス用パソコン向けに提供するプラットホーム。ネットワークを通じて一括した運用管理ができ、また、電力効率を向上させた一連のチップセットが搭載されている。それにより、パソコン本体の電源が切られた状態であっても、運用管理者がリモート操作することにより、障害発生時の復旧やセキュリティー上の問題点の監視などを行うことができる。
ブイ‐プロ【vPro】
読み方:ぶいぷろ
vPro
別名:vProテクノロジー,Intel vProテクノロジー,Intel vPro
vProとは、Intelが主に企業用PCのプラットフォームに対して与えるブランド名である。
vProは、IntelのCPU、チップセット、仮想化支援技術、ネットワーク管理といった、プラットフォーム全体に関するブランドである。プラットフォームの所定の構成要素が全て揃っている場合に、vProブランドを名乗ることができる。vProブランドを冠するマシンは、主にネットワーク管理機能、セキュリティ機能が強化されており、企業における多数のコンピュータを効率的に、かつセキュアに取り扱うことができる。
vProと同様のセキュリティプラットフォームで、ノートPCを主な対象としたブランドとして、Centrino Proがある。また、Intel Core i5、Intel Core i7を中心とするプラットフォームは特に「Intel Core vPro プロセッサー・ファミリー」のブランド名で呼ばれている。
参照リンク
インテル Core vPro プロセッサー・ファミリー - (Intel)
パソコン: | デジタル デスクトップパソコン デスクトップ型 vPro Windowsマシン |
プリンタ・スキャナ: | 印字装置 印字ヘッド |
VPRO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/02 04:56 UTC 版)
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形態 | 公共放送 |
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国 |
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設立 |
1926年5月29日 |
旧名 | Vrijzinnig Protestantse Radio Omroep |
公式サイト |
www |
VPROはオランダの公共放送局。名称はオランダ語のVrijzinnig Protestantse Radio Omroep(リベラル・プロテスタント・ラジオ放送局の意)の頭文字をとったもので、1926年にリベラル・プロテスタントのラジオ局として設立されオランダ公共放送に属している。
解説
1950年代と1960年代には、プロテスタントではなく社会自由主義に立脚する組織となり、頭文字をとった本来の意味は使われなくなった。
1967年に、VPROはオランダで初めて、裸の女性、芸術家・パフォーマーであるフィル・ブルームを放映したことがある[1]。VPROは前衛的な番組、ドキュメンタリー、映画を制作しており、その視聴者は教養のあるクリエイティブな人々である。
オランダの他の公共放送と同様、VPROは独自のテレビチャンネルを持っていない[2]。VPROはWDR、BBC、アルテなど外国の放送局としばしば協力している。
ロゴマーク
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1926 - 1966年
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1981 - 2010年8月
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2010年8月以来、現在も使われているロゴ
放送内容
テレビ
- Backlight (Tegenlicht)
- Beagle: In Darwin's wake (2009–2010)
- Draadstaal (2007–2009)
- Het Gat van Nederland (1972–1974)
- Hoepla (1967)
- De Hokjesman (2013–2016)
- Holland Sport (2003–2011)
- Van Kooten en de Bie (1974–1998)
- Metropolis TV
- Missie Aarde (2015)
- Noorderlicht
- Pingu
- Toren C
- Villa Achterwerk
- Zomergasten
- Zondag met Lubach
- De Avondshow met Arjen Lubach
- De dagshow met Keo
- The Spectacular (2021)
ラジオ
- 3voor12
- Argos
- Het Gebouw
- The John Peel Show (1984–1986)
- OVT
- Radio Bergeijk
- Villa 65
- White Noise
ドキュメンタリー
- Big Fun in the Big Town
- A Glorious Accident
ラジオセッション
- Pink Floyd's 1969 performance at the Concertgebouw
- Alternative rock band Nirvana played a VPRO session in 1991 that was released on various bootlegs.
- Post-rock band Godspeed You! Black Emperor played a VPRO session in 1998 with the songs of Moya and Steve Reich.
関連項目
- オランダ公共放送協会 (NPO)
- PillarizationPillarization
- AI ソング・コンテスト
脚注・参考文献
- ^ “RC-document”. 19 March 2007時点のオリジナルよりアーカイブ。8 November 2006閲覧。
- ^ Kelly, Mary; Mazzoleni, Gianpietro; McQuail, Denis (2004) (英語). The Media in Europe: The Euromedia Handbook. SAGE Publications. ISBN 978-0-7619-4131-6
外部リンク
vPro
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vPro(ヴィープロ[1])は、インテルのブランド名の一つ。企業内で使用されるパソコン(PC)に対して与えられる。
企業内で使われるPCの日常の運用管理業務を支援するのに適したハードウェアを備えていることをアピールして、そうでないパソコンと差別化している。これらの専用機能によって企業の社内情報機器担当者の負担を軽減して、同時に企業セキュリティの向上が期待できる。vProに準拠したPCには当初、Intel vProのシールが貼られていたが、現行(intel vProテクノロジーに対応したintel Core i5/i7/i9搭載PC)では「intel vPRO i5」・「intel vPRO i7」・「intel vPRO i9」のいずれかのシールが貼られている。
付加機能
- CPUやチップセットの中に特定のコードを埋め込めるようにした。
- PCの個別認識をハードウェアで保証することで、ソフトウェアによる欺瞞の可能性を排除できる。
- ハードウェア・レベルでシステムのハッシュ値を保存できる。
- 起動時にハッシュ値を比較することでOS等のソフトウェアの信用性が確認できる。
- PCの運用管理用の専用機構を備える[2]。PC本体の電源とは別に、独立した電源供給を受けて動作する。
- 常に外部からの通信による問い合わせに対応できる機構を備える。
- 必要なら本体の電源をONにもできる。
- 仮にOSやハードディスクが機能を失っても管理用部分は機能できる。
ブランドの意義
企業内での情報機器の管理担当者にとっては、vProブランドのPCを購入することで今後の運用支援ソフトウェアなどへの対応が期待できる。
インテルのブランド戦略
元々はデジタルICメーカーの一つであった米インテルも、PCの主要部品であるCPUのメーカーとして大きな飛躍を遂げて以降、それまでの8080、8086、80286、80386、80486といった番号やiAPXといったそれ自身では普通の単語となりえない記号のような製品名から、「Pentium」や「Xeon」、「Celeron」、「Itanium」というブランド名を製品名の一部に取り入れていった。
2003年3月に登場したインテルのブランドの1つで、ノートPCの差別化を狙った「Centrino」の成功により、これ以降、ホームPC向けの新たなブランドに「Viiv」を推進するなど、世界に向けて積極的にエンドユーザーへの働きかけを続けている。
種類
vProにはいくつかの種類があり、デスクトップPC向けの「vPro テクノロジー intel Core 2 プロセッサー」とノートブックPC向けの「vPro テクノロジー intel Centrino 2」がある。
また、2010年からはIntel Core i5/Core i7をベースにした「intel Core vPro プロセッサー・ファミリー」が登場。CPUの種類により「intel Core i5 vPro プロセッサー」、「intel Core i7 vPro プロセッサー」の2種類があり、デスクトップPC向け、ノートブックPC向けで共通の名称を用いる。
2021年にCore iファミリーが第11世代に移行した際には、高性能且つ、薄型・軽量設計のノートPCに与えられる「intel Evo プラットフォーム」と融合した「intel Evo vPro プラットフォーム」 が新たに登場している。このプラットフォームに準拠したPCには、前述した「vPro」用のシールではなく、「intel evo POWERED BY CORe vPRO」ロゴのグレー基調のシールが装着されていたが、第12世代では紺基調の「intel vPro」シールに刷新され、「intel Evo vPro プラットフォーム」に準拠する場合は「intel vPro」と共通デザインで下に「An Evo Design」と表記することで区別するようになった。
2024年にIntel Core Ultraが登場したのに合わせて「vPro」シールが新しくなり、「vPro Enterprise」と一部機能に限定した中小企業向けの「vPro Essentials」の2つに細分化され、前述した「intel Evo vPro プラットフォーム」は「vPro プラットフォーム(Evo エディション)」へ改められた。また、「vPro Enterprise」には、Windows向けに加え、Chrome OS向けも設定される。
出典
- 日経NETWORK 2007年12月号 『vPro』 p.20-21
脚注
関連項目
- Intel Core 2
- Intel Core
- インテル バーチャライゼーション・テクノロジー
- インテル アクティブ・マネジメント・テクノロジー
- インテル マネジメント・エンジン
- Centrino
外部リンク
- VProのページへのリンク