ふじゅんぶつ‐はんどうたい〔‐ハンダウタイ〕【不純物半導体】
不純物半導体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 04:51 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動不純物半導体(ふじゅんぶつはんどうたい)または外因性半導体(がいいんせいはんどうたい[注釈 1])とは、純粋な真性半導体に不純物(ドーパント)を微量添加(ドーピング)した半導体のこと。ドーピングする元素により、キャリアがホール(正孔)のP型半導体と、キャリアが電子のN型半導体に分類される。
N型とP型のどちらになるかは、不純物元素の原子価、その不純物によって置換される半導体の原子価によって決まる。 例えば原子価が4であるケイ素にドーピングする場合、原子価が5であるヒ素やリンをドーピングした場合がN型半導体、原子価が3であるホウ素やアルミニウムをドーピングした場合がP型半導体になる。
性質
電荷中性の条件
伝導帯の電子濃度を n、価電子帯の正孔濃度を p、イオン化したドナー濃度を ND、イオン化したアクセプター濃度を NA とすると、以下の電荷中性の条件が成り立つ。
不純物半導体と同じ種類の言葉
- 不純物半導体のページへのリンク