キャリア密度とは? わかりやすく解説

キャリア密度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 04:51 UTC 版)

不純物半導体」の記事における「キャリア密度」の解説

ドーピングした不純物全てイオン化している場合考える。非縮退半導体伝導帯電子濃度 n、価電子帯正孔濃度 p、真性キャリア密度 ni との間には以下の関係が成り立つ。 n p = n i 2 {\displaystyle np=n_{i}^{2}} これと電荷中性の条件から、キャリア濃度は以下のように与えられるn = N D − N A 2 + ( N DN A 2 ) 2 + n i 2 {\displaystyle n={\frac {N_{D}-N_{A}}{2}}+{\sqrt {\left({\frac {N_{D}-N_{A}}{2}}\right)^{2}+n_{i}^{2}}}} p = N AN D 2 + ( N AN D 2 ) 2 + n i 2 {\displaystyle p={\frac {N_{A}-N_{D}}{2}}+{\sqrt {\left({\frac {N_{A}-N_{D}}{2}}\right)^{2}+n_{i}^{2}}}} 例えアクセプター濃度 NA真性キャリア密度 ni無視できる時の電子濃度は n = ND となる。同様にドナー濃度 ND真性キャリア密度 ni無視できる時の正孔濃度p = NA となる。

※この「キャリア密度」の解説は、「不純物半導体」の解説の一部です。
「キャリア密度」を含む「不純物半導体」の記事については、「不純物半導体」の概要を参照ください。

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