VLSIとは? わかりやすく解説

ブイ‐エル‐エス‐アイ【VLSI】


VLSI

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 03:25 UTC 版)

集積回路」の記事における「VLSI」の解説

もとの分類ではLSI全て入るわけだが、1980年代開発され始めたより大規模な集積回路をVLSI (Very Large Scale Integration) とするようになった。これにより、これまでの多数IC作られていたコンピュータ匹敵する規模マイクロプロセッサ製作されるようになった1986年最初の1MbitRAMが登場した。これは100万トランジスタ集積したのである1993年最初Pentiumには約310個のトランジスタ集積されている。また、設計ルール化はそれ以前比較して設計容易にした。 また、カーバー・ミードリン・コンウェイの『超LSIシステム入門』によりVLSIにマッチし設計手法提案された。これはMead & Conway revolutionen:Mead & Conway revolution)と呼ばれることもあるなどの影響もたらした。たとえば、1950年代には、大学最先端コンピュータ実際に建造するなどといったこともさかんだったわけであるが、1970年以降にはコストの点現実的ではなくなっていた。それが、CAD等の助けによりパターン設計してチップ化する、という手法で、大学などでも最先端実際研究がまた可能になった、といった変化を齎したのが一例である。たとえば初期のRISCとして、IBM 801バークレイRISCSPARCへの影響大きい)、スタンフォード系のMIPSがまず挙がるが、後者2つにはその影響がある。

※この「VLSI」の解説は、「集積回路」の解説の一部です。
「VLSI」を含む「集積回路」の記事については、「集積回路」の概要を参照ください。

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