画角による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 01:47 UTC 版)
標準レンズ 画角が、人間の肉眼が普通に物を見る時の画角に近い、などと言われるが、ライカ判(デジタル一眼レフでは35mmフルサイズ)で通常標準レンズとされる(ライカ判換算)50 mmの対角線画角46°は、少なくとも「眼に入る範囲」よりはかなり狭く望遠寄りである。これは昔ライカが50 mmを標準としたため、という歴史的理由によるところが大きい。コンパクトカメラなどは、50 mmより広角寄りを選択しているものが多い。交換用レンズでは主力ラインナップであるため、特に固定焦点では、F値の小さい明るいレンズが多い。詳細は「標準レンズ」を参照 広角レンズ 標準レンズより焦点距離が短く広い画角を持つレンズ。焦点距離が標準レンズに近く穏やかな表現になるものを「準標準レンズ」、特に焦点距離が短く広角のものを「超広角レンズ」と呼ぶことも多いが明確な定義はない。光学的理由により、被写界深度が深い。広い画角のために、遠近感が強く表現される。詳細は「広角レンズ」を参照 望遠レンズ 標準レンズより焦点距離が長く狭い画角を持つレンズ。焦点距離が標準レンズに近く穏やかな表現になるものを「中望遠レンズ」、特に焦点距離が長く狭角のものを超望遠レンズと呼ぶことも多いが明確な定義はない。光学的理由により、被写界深度が浅い。狭い画角により、遠近感が乏しくなる(圧縮効果)。詳細は「望遠レンズ」を参照
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画角による分類
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焦点距離50mmをズーム領域の中心付近にもつズームレンズを標準ズームと呼び、それより長いものを望遠ズーム、短いものを広角ズームと呼ぶ。極端に長いものを超望遠、短いものを超広角と呼ぶこともある。ズーム倍率が10倍を超えるものは特に高倍率ズームと呼ばれることがある。
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