カメラの画角の計算
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/22 08:00 UTC 版)
カメラの画角は、以下の3つのパラメータの関数である。 使用する写真フィルムや光学センサといった撮像面の寸法 画像を撮像面に投射する写真レンズの焦点距離 レンズの歪みの度合い 歪みがないレンズであれば、フィルムや光学センサの寸法とレンズの焦点距離で画角が決定される。 画角は以下の3つの方法で測定される。 水平(フレームの左端から右端までの)画角 垂直(フレームの上辺から下辺までの)画角 対角線(フレームの一方の角から反対の角までの)画角 歪みのないレンズでは、画角(α)は、上記の3ついずれかの寸法(d)と実効焦点距離(ƒ)から次のように求められる。 α = 2 arctan d 2 f {\displaystyle \alpha =2\arctan {\frac {d}{2f}}} f = F ⋅ ( 1 + m ) {\displaystyle f=F\cdot (1+m)} d = h 2 + v 2 {\displaystyle d={\sqrt {h^{2}+v^{2}}}} d = 36 2 + 24 2 = 43.27 m m {\displaystyle d={\sqrt {36^{2}+24^{2}}}=43.27\,\mathrm {mm} }
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