関内駅前北口地区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/10 17:35 UTC 版)

関内駅前北口地区(かんないえきまえきたくちちく)は、神奈川県横浜市中区にある再開発計画地区の名称。三菱地所を代表企業にし、スターツコーポレーション、鹿島建設、フジタ、三菱地所レジデンスが参加する再開発組合が主導する[1][2]。
2024年5月24日に隣接地の関内駅前港町地区と共に「関内駅前地区第一種市街地再開発事業」として都市計画を決定[3][4]、2025年4月の港町地区の再開発組合設立[5][6]に続いて、当地区も同年6月25日に横浜市から再開発組合の設立認可を受け翌7月4日に設立、2025年度内の既存建物解体工事着工および2026年度の新築工事着工、2029年度の完成を目指す[2]。
本項では主に当地区における再開発計画について記す。
概要
計画では関内駅北口付近にある商業施設「セルテ」などを解体し、その跡地(面積: 約0.8ヘクタール)に地下1階・地上20階建て、最大高さ106メートルの超高層ビルを建設し、低層部に商業施設、中層部にオフィス、高層部に高級賃貸マンション(約150戸)を設置するとしている[2][3][7][8]。
さらに、隣接地で同じく三菱地所が開発を主導する関内駅前港町地区とスムーズに移動できる接続デッキの整備も計画されている[注 1][2][3]。
脚注
- 注釈
- ^ デッキはその先のBASEGATE横浜関内や横浜公園・横浜スタジアム方面まで接続する計画。
- 脚注
- ^ “関内駅前に3棟のタワー 商業・住宅・オフィス・ナイトライフ拠点”. Impress Watch (2024年5月24日). 2025年5月6日閲覧。
- ^ a b c d 「関内駅前北口地区第一種市街地再開発事業」 関内駅前北口地区市街地再開発組合を設立(三菱地所株式会社 2025年7月7日)、2025年7月7日閲覧。
- ^ a b c “関内駅前地区第一種市街地再開発事業”. 横浜市. 2025年5月5日閲覧。
- ^ 三菱地所など、「関内駅前地区第一種市街地再開発事業」の都市計画決定を発表(日本経済新聞 2024年5月24日)、2025年5月9日閲覧。
- ^ 「関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業」 関内駅前港町地区市街地再開発組合を設立(三菱地所株式会社 2025年4月28日)、2025年5月9日閲覧。
- ^ “三菱地所など、横浜・関内駅前の再開発組合設立”. 日本経済新聞 (2025年4月30日). 2025年5月5日閲覧。
- ^ “関内駅前地区第一種市街地再開発事業等の都市計画決定及び変更を行いました!”. 横浜市 (2024年5月24日). 2025年5月6日閲覧。
- ^ JR関内駅前に高層ビル2棟・高速バス広場 都市計画決定(日本経済新聞 2024年5月24日)、2025年7月10日閲覧。
関連項目
- セルテ - ショッピングセンター。再開発区域内に位置する。
- 関内駅
- 関内駅前港町地区
- BASEGATE横浜関内
外部リンク
- 関内駅前地区第一種市街地再開発事業(横浜市)
- 地区計画:C-115:関内駅前地区(横浜市)
- 関内駅前北口地区のページへのリンク