アウグストゥス 【Augustus】
アウグストゥス
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アウグストゥス(羅: Augustus, 紀元前63年9月23日 - 紀元14年8月19日[1])は、ローマ帝国の初代皇帝(在位:紀元前27年 - 紀元14年)。
- ^ Augustus Roman emperor Encyclopædia Britannica
- ^ 古代ローマの人名#個人名の変化も参照
- ^ ビアード2018、p.65。
- ^ スエトニウス『皇帝伝』アウグストゥス、2, 7
- ^ しかし、この時点でこの名を名乗ったという記録はなく、また一部では疑問視もされている[要出典]。すなわち「ガイウス・ユリウス・カエサル」というパトリキの名門貴族の名を継ぐことは、騎士階級出身でしかなかった彼の低い出自では憚られることであったからである。
- ^ この惨劇は後に20世紀の歴史家から皮肉にも「ローマ革命」と名づけられている。あまりにも多くの血が流れ、従来の元老院の旧体制勢力が絶え、代わりに三頭政治の支持者に入れ替わったからである。
- ^ ローマ市民権保持者でなければ軍団兵にはなれないため。ローマ市民権を持たない属州民は補助兵(アウクシリア)としてローマ軍に従軍した。
- ^ 青木正規著 皇帝たちの都ローマ ISBN 4-12-101100-7 1992年発行第1版 p265-p266
- ^ 池上英洋 『美しきイタリア 22の物語』光文社、2017年、52頁。ISBN 978-4-334-04303-2。
アウグストゥス
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「ユリウス=クラウディウス朝」の記事における「アウグストゥス」の解説
民衆派の指導者として元老院の支配を打倒したオクタウィアヌスは、アウグストゥスと名を改めて事実上の世襲君主による帝政(プリンキパトゥス)を開始した。しかし肝心のアウグストゥス本人が男子に恵まれず、また男子の兄弟もいなかったことから男系子孫による世襲を早い段階で諦め、一人娘の大ユリアと姉の息子マルケッルスをいとこ婚させて、少しでも自身に近い血縁で帝位を独占しようと試みた。 だが、マルケッルスは紀元前23年に食中毒で子を残さずに早世してしまい、アウグストゥスは次に娘を腹心であったアグリッパと再婚させた。今度は3人の男子が生まれたが、長男ガイウス・カエサルは戦死、次男ルキウス・カエサルは早世、そして三男のアグリッパ・ポストゥムスは祖父と対立して追放された。 孫を失った後、アウグストゥスはアグリッパ死後に大ユリアへ3度目の再婚を命じた。今度の相手は自らの後妻リウィア・ドルシッラの連れ子であり、弟大ドルススと並んで優れた軍司令官として知られていたティベリウスであった。ティベリウスと大ユリアは決して良好な間柄ではなく、結婚生活の不調もあってアウグストゥスと敵対したティベリウスは一時期、自発的にロドス島へ亡命生活を送っていた。 しかし、ティベリウスの弟である大ドルススがマルクス・アントニウスの次女小アントニアと結婚して子供(ゲルマニクスとクラウディウス)を得ていたこともあり、「甥の後見人」という立場でポストゥムス追放後にティベリウスを帝位継承者に指名した。
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アウグストゥス
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「この私、クラウディウス」の記事における「アウグストゥス」の解説
ローマ帝国の初代元首。明るく開放的な性格の持ち主。クラウディウスの才能を一定に評価しており、クラウディウスは敬愛していた。妻リウィアによって暗殺される。
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「アウグストゥス」の例文・使い方・用例・文例
- ローマ皇帝アウグストゥスの時代に関連する、またはこれに特有の
- アウグストゥスの時代
- アウグストゥスの孫娘で、カリグラとアグリッピ・ヤンガーの母親(紀元前14年−紀元後33年)
- アウグストゥスの義理の息子で、輝かしい軍人としてのキャリアの後、ローマの疑い深い専政的な皇帝になった(紀元前42から紀元37年)
- 紀元前46年にジューリアス・シーザーがローマに導入し、アウグストゥスが若干変更した、1年が365日で12か月から成り、4年に1回は366日の年があり、2月以外は1か月が31日または30日である太陽暦
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