ウェスタの巫女
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 09:57 UTC 版)
詳細は「ウェスタの処女」を参照 古代ローマでは国は大規模な家族と考えられたため、国家体制の鎮護神としてウェスタ崇拝も行われた。 ウェスタ神官(vestalis)は貴族階級の少女より選ばれ、神官たる間は処女が義務付けられ、この規律を犯したものには生き埋めによる死罪が課せられた。伝説によるローマの建国者ロームルスの母レア・シルウィア(名前には複数の説あり)もウェスタ神官であったとされる。 このウェスタ神官長(vestalis maxima)はローマで最も権威を持った聖職者で、劇場などでも女性でありながら最上級の席が割り当てられた。
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