モラ・サルサとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > 植物 > イネ科 > モラ・サルサの意味・解説 

モラ・サルサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/10/02 21:16 UTC 版)

古代ローマの宗教におけるモラ・サルサ (Mola salsa) は、粗く挽いたエンマー小麦[1]を混ぜ合わせたもの。ウェスタの処女たちによって調製され、あらゆる公的な儀式で生贄に用いられた。生贄にされる動物の額や角の間に振り掛けられたり、供物台の聖なる炎に投じられたりした[2]。家内安全を願うためであり、たいへんよく用いられた。


  1. ^ 伝統的にスペルト小麦と訳されてきた。
  2. ^ Ariadne Staples, From Good Goddess to Vestal Virgins: Sex and Category in Roman Religion (Routledge, 1998), pp. 154–155.
  3. ^ セルウィウスの「牧歌Eclogue」 8.82.
  4. ^ Fernando Navarro Antolín, Lygdamus. Corpus Tibullianum III.1–6: Lygdami Elegiarum Liber (Brill, 1996), pp. 272–272 online.


「モラ・サルサ」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「モラ・サルサ」の関連用語

モラ・サルサのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



モラ・サルサのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのモラ・サルサ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS