アグリッパ【Marcus Vipsanius Agrippa】
アグリッパ 【Agrippa】
アグリッパ
アグリッパ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/31 15:40 UTC 版)
アグリッパ(ラテン語: Agrippa)は、古代ローマの家族名(コグノーメン)に由来する人名。大プリニウスによれば、足から産まれてきた難産の子の意(『博物誌』7.8.45)
人物
古代の人物
- アグリッパ・メネニウス・ラナトゥス (紀元前503年の執政官) - 共和政ローマの政治家、軍人
- マルクス・ウィプサニウス・アグリッパ - 帝政ローマ初期の人物でアウグストゥスの腹心、娘婿。以下の人物の父。
- ガイウス・ウィプサニウス・アグリッパ(ガイウス・カエサル)
- ルキウス・ウィプサニウス・アグリッパ(ルキウス・カエサル)
- アグリッパ・ポストゥムス
- アグリッパ・シルウィウス - ローマ神話に登場する伝説上の王。
- メネニウス・アグリッパ - 共和政ローマ初期の執政官(紀元前503年)
- アグリッパ (天文学者) - 古代ギリシャの天文学者(紀元92年ごろ)
- アグリッパ (哲学者) - 古代ギリシャの哲学者
- ローマ化した古代ユダヤの統治者
中世以降の人物
- ハインリヒ・コルネリウス・アグリッパ - 16世紀の魔術師(1487年 - 1535年)
- カミリオ・アグリッパ - 16世紀の建築家。
- アグリッパ・ドービニェ - 16世紀から17世紀のフランスの詩人。
その他
- アグリッパのトリレンマ - ミュンヒハウゼンのトリレンマの別名として知られる。上記の哲学者が由来。
- アグリッパ・メンテナー - アニメ『∀ガンダム』の登場人物。∀ガンダムの登場人物#アグリッパ・メンテナーを参照。
- アグリッパ - 栗本薫のファンタジー小説『グイン・サーガ』に登場する魔道師。
- アグリッパ -AGRIPPA- - 内水融の漫画。『ジャンプSQ.19』に連載された。
- Agurippa - NTTビズリンクが提供するアグリゲーションサービス。
- アグリッパ街道 - オクタヴィアヌスよりガリアの統治を委任されたマルクス・ウィプサニウス・アグリッパによって建設された、ガリアにおけるローマ街道全体のことを指す
- アグリッパのオデイオン - ギリシャ アテネのアテナイのアゴラ内にある音楽堂のこと
- アグリッパ浴場 - 初代皇帝アウグストゥスの右腕であったマルクス・ウィプサニウス・アグリッパが建設させた、古代ローマ史上初のローマのテルマエ
アグリッパ
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「グイン・サーガの登場人物一覧」の記事における「アグリッパ」の解説
世界三大魔道師のひとりに数えられる大魔道師。ハルコン出身。〈大導師〉。カナンを大災厄が襲う直前に生まれ、三千年以上の齢を誇る。その生涯をひたすら研鑽に努めたゆえ、その魔力は極めて強大で、同じ世界三大魔道師に数えられるロカンドラスやグラチウスも到底及ぶものではない。いくつかの人造生命の創造にも成功しており、そのうちのひとつ“蹄ある”イグ=ソッグは、自ら強力な魔力を身につけ、世界支配の野望を抱くまでに至ることになる(外伝『七人の魔道師』)。アグリッパ自身は、しばらくノスフェラスに居をかまえたのち、地上に存在が許されないほどの強大なエネルギーを持つ精神生命体へと進化を遂げたため、現在は地上を離れて、他の広大な無人の惑星にその身をおいている。魔道師が白魔道師と黒魔道師に分かれる前から存在しているため、どちらにも属さないが、自身の関心が俗世を離れた大宇宙の運命の観相に向いているためか、俗世に対して野望を向ける黒魔道に対しては、あまりよくは思っていないようである。
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