ポストゥムス
ポストゥムス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/02 02:50 UTC 版)
ポストゥムス(Postumus)は、ラテン語の添え名(コグノーメン)。「父の死後に生まれた息子」を意味する。
- 1 ポストゥムスとは
- 2 ポストゥムスの概要
ポストゥムス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/10 03:32 UTC 版)
「この私、クラウディウス」の記事における「ポストゥムス」の解説
アグリッパとユリアの息子でアウグストゥスの孫。クラウディウスにとってのよき兄貴分。腕力が強く少々粗暴な面もあるが開放的な性格で、クラウディウスに対しては幼少の頃からいつも守ってやるなど面倒を見ていた。クラウディウスの才能をゲルマニクス同様高く評価しており、クラウディウスにとっても最も親しい友人であった。クラウディウスの姉リウィッラに思いを寄せていたが、ティベリウスの競争者となった時そのことを利用され追放された。その後ゲルマニクスとクラウディウスの尽力でアウグストゥスの誤解を解き、和解。改めてアウグストゥスの後継者として遺言状に記された。しかしその直後アウグストゥスは暗殺され、ポストゥムスに入れ替わっていたクレメンスは処刑された。ポストゥムスはしばらく潜伏したのち父アグリッパを尊敬する水兵達を味方につけローマに入るが、クリスプスの罠にかかり逮捕、偽ポストゥムスとして処刑された。
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