都市参事会員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/03/06 05:47 UTC 版)
都市参事会員(単数形 ラテン語: Decurio デクリオ,複数形 Decuriones デクリオネス)は、古代ローマの各都市(コロニアやムニキピウム)に設置された都市参事会(Decuriones)の議員のこと。単に参事会員と訳されることもある。都市参事会の標準的な定員は数十名から100名程度[1]であり、選出基準は各都市の法(lex municipalis)に依っていたが、一般的には5年毎のケンスス(国勢調査)での一定以上の財産保有者で年齢25歳以上の都市政務官経験者のうち、声望がある者などが条件[2]であった。
- ^ a b c 北海道大学 本間俊行 ローマ帝政前期における諸都市の書記(scribae)
- ^ a b コトバンク 世界大百科事典 都市参事会(ローマ)
- 1 都市参事会員とは
- 2 都市参事会員の概要
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