長尾藩とは? わかりやすく解説

長尾藩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/15 17:01 UTC 版)

長尾藩(ながおはん)は、明治維新期の短期間、安房国に存在した1868年駿河田中藩主本多家[注釈 1]が4万石で移封され、1871年廃藩置県まで存続した。藩庁ははじめ長尾陣屋(現・千葉県南房総市白浜町滝口[1])に置かれ、のち北条陣屋(現・館山市北条[注釈 2]に移転した。


注釈

  1. ^ 本多氏のうち、本多正信の弟・本多正重を家祖とする本多三弥左衛門家。
  2. ^ 北条字鶴ケ谷に所在し「鶴ケ谷陣屋」とも呼ばれる[2]北条藩が藩庁とした北条陣屋(北条字仲町)とは近接するが別である。
  3. ^ 赤丸は本文内で藩領として言及する土地。青丸はそれ以外。

出典

  1. ^ a b c d 長尾陣屋”. 房州長尾藩 ―明治維新の大名と武士たち―. 館山市立博物館. 2022年11月13日閲覧。
  2. ^ a b 『房総における近世陣屋』, pp. 85–86.
  3. ^ 『房総における近世陣屋』, pp. 89–90.
  4. ^ a b c 長尾藩と仰岳”. 恩田仰岳 幕末維新期の兵学者. 館山市立博物館. 2022年11月13日閲覧。
  5. ^ 領主 - 富山町史(南房総資源辞典)
  6. ^ 駿州から房州へ -房州長尾藩-”. 房州長尾藩 ―明治維新の大名と武士たち―. 館山市立博物館. 2022年11月13日閲覧。
  7. ^ 長尾藩略年表”. 房州長尾藩 ―明治維新の大名と武士たち―. 館山市立博物館. 2022年11月13日閲覧。
  8. ^ 『房総における近世陣屋』, p. 102.
  9. ^ (5)鶴ヶ谷陣屋跡(北条・八幡)”. 安房の近代をさきがけたまち ―北条―. 館山市立博物館. 2022年11月13日閲覧。
  10. ^ 北条陣屋”. 房州長尾藩 ―明治維新の大名と武士たち―. 館山市立博物館. 2022年11月13日閲覧。
  11. ^ 武芸と文芸-藩士の生活-”. 房州長尾藩 ―明治維新の大名と武士たち―. 館山市立博物館. 2022年11月13日閲覧。
  12. ^ a b 維新前後の動き - 和田町史(南房総資源辞典)
  13. ^ 師宣の秘蔵浮世絵も登場 2月、館山市博・分館オープン - asahi.com 2011年1月26日


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