かぶり‐もの【▽被り物/▽冠り物】
被り物
かぶりもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 14:17 UTC 版)
かぶりもの(仮面)を着用して試合前シートノックを受けるというパフォーマンスを時折行った。2004年から2005年にかけての該当試合でチームは3勝1引き分けと無敗を続けていたが、2005年9月19日の西武ライオンズ戦で初敗戦を喫すると、これを機にかぶりものパフォーマンスを封印した。 2004年6月23日・福岡ダイエーホークス戦(勝利・福岡ドーム):カエルのかぶりものを被ってシートノックを受け、メディアからも注目された。これが一連のかぶりものパフォーマンスの初回となった。新庄の意図は、直近の戦績が芳しくなく暗いチームの雰囲気を「変える」→「カエル」ということ。使用したかぶりものは以前に知人が用意して新庄へ着用を奨めていたものであり、新庄から「もしそれを被って球場へ応援に来てくれたら自分も被る」と冗談まじりに返答されたところ、知人は夫婦で被って応援に訪れたという。なお当回のかぶりもののみが顔面は覆われていないデザインである。 2004年7月25日・オリックス・ブルーウェーブ戦(勝利・東京ドーム):『スパイダーマン』のかぶりものを被ってシートノックを受けた。当時の新作映画『スパイダーマン2』から「2」→「ツー」と自身のあだ名にかけたと説明した。この試合から5試合連続複数安打を記録。 2004年9月20日・ダイエー戦(勝利・札幌ドーム):プロ野球再編問題から発展した日本初のプロ野球ストライキ明けの初戦となったこの試合前に「一昨日、昨日と試合できなくてゴメンJoy」と称し、5名の同僚外野手で『秘密戦隊ゴレンジャー』のかぶりものを被ってシートノックを受けた(アカレンジャー:森本稀哲、アオレンジャー:島田一輝、キレンジャー:新庄、モモレンジャー:石本努、ミドレンジャー:坪井智哉)。この試合でサヨナラ「フェンス越え」安打を打ち(「新庄剛志#日本ハム時代」を参照)、この試合から3試合連続本塁打を記録。 2005年5月31日・読売ジャイアンツ戦(引き分け・札幌ドーム):こぶし大の新庄の顔を4人の男が上から次々と食べる図柄のかぶりものを被ってシートノックを受けた。このかぶりものは自費で350万円をかけて、スクリーミング・マッド・ジョージへ製作を依頼し、製作期間は約4か月であった。試合前にかぶりもの姿のままで行った記者会見では「これは『5人のツヨシ』です。5人の兄弟です」「巨人を食う」と説明した。 2005年9月19日・西武戦(敗戦・札幌ドーム):森本稀哲、稲葉篤紀、小谷野栄一、石本努との5名で同じデザインのかぶりもの(新庄の顔を模ったもので「SHINJO5」と命名)を被り、ユニフォームも全員で「背番号:1、背ネーム:SHINJO」のものを着用してシートノックを受けた。
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