報酬制度とは? わかりやすく解説

報酬制度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 20:28 UTC 版)

人事」の記事における「報酬制度」の解説

報酬制度とは、等級評価結果に応じて従業員月例給与賞与などを決定することをいう。 賃金体系には、時給制・日給制日給月給制月給制・年俸制などがあるが、一般に正社員では日給月給制年俸制をとることが多い。また、その額をどのように決めるかでは、次の3つ大きな要素となる。 生活(生計保障年齢勤務場所、扶養家族数など要素決定されるもの。年齢給通勤手当・特地勤務手当扶養手当などがあてはまる。 業務能力対価能力の高さや業務困難さによって決定されるもの。職能給役職手当などのほか、夜間休日給、超過勤務いわゆる残業手当特殊勤務手当などがあてはまる。なお、公務員及び議員等の賃金においては税収総額応じた業務対価性質への転換強く求められている。 労働市場での価値一般的に転職することによって仕事処遇レベルアップを図るアメリカにおいて取られる方法で、「この仕事をできる人を採用するのには、どのくらい賃金が必要か」「このポジションの人を引き止めるのにはどのくらい賃金が必要か」などといった、労働市場での価値に基づき賃金決定する。 なお、人材マネジメントでは働くことによって得られるものすべてを「報酬」とし、賃金退職金外的報酬働き甲斐内的報酬捉える

※この「報酬制度」の解説は、「人事」の解説の一部です。
「報酬制度」を含む「人事」の記事については、「人事」の概要を参照ください。

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