がくせい‐ぼう【学生帽】
読み方:がくせいぼう
⇒学帽
学生帽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/09 00:16 UTC 版)
学生帽(がくせいぼう)とは、学校に在籍する児童、生徒、学生が被る帽子で、通常は男子用のものを指す。省略形は学帽。その学校で定められている形式を意味する場合には制帽とも呼ばれる。なお、現代の小学生が通学などの際にかぶる黄色い帽子は、通学帽と呼ばれる。
- ^ 当時の各学校の要覧に記載された服装規定による。一部は国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧可能。
- ^ 戦前は、帽章を付けた麦藁帽子を夏季制帽として定めるケースも多く見られた。
- ^ 立教大学校は、英国国教会(イングランド国教会)を起源とし、前述のオックスフォード大学やケンブリッジ大学など、大学服の長い歴史を持つ英国国教会系の大学と同様に、中世ヨーロッパ以来のリベラル・アーツ・カレッジの伝統を引き継ぐ米国式のカレッジとして設立され、モルタルボード型の角帽が採用された。
- ^ オックスフォード大学とケンブリッジ大学の制帽を折衷して作り、東京大学生に加え予備門生も着用した。
- ^ a b c 唐澤一友、モート・セーラ 『日本人が知りたいイギリス人の当たり前』三修社、2017年、179頁。 NCID BB24399801。
- ^ 『日本服制史』下、第11編 明治・大正・昭和、第24章 学生・生徒、第2節 初期洋式制服、p. 307
- ^ a b 鈴木範久「立教大学校とカレッジ教育」『立教学院史研究』第5号、立教大学、2007年、 2-16頁、 doi:10.14992/00015286、 ISSN 1884-1848、 NAID 110008682386。
- ^ a b c キシヨウ堂・徽章資料館:資料室『資料館売店 学生帽・白線』
- ^ 五浦美術文化研究所所蔵資料(主な作品) : 茨城大学所蔵学術文化資料【茨城大学】
- ^ 旧工部大学校史料編纂会『旧工部大学校資料』虎之門会、1931年
- ^ 『日本服制史』下、第11編 明治・大正・昭和、第24章 学生・生徒、第2節 初期洋式制服、p. 320
- ^ 服装の移り変わり - 旧制鳥取県立第二中学校の写真。
- ^ 熊谷晃 『旧制高校の校章と旗』 えにし書房、2016年、p. 132
- ^ 東京高等工芸学校一覧 大正10年度、2019年12月24日閲覧。
- ^ アーカイブ 制服・制帽 - 昭和大学、2022年10月22日閲覧。
- ^ 『日本服制史』下、第11編 明治・大正・昭和、第24章 学生・生徒、第2節 初期洋式制服、p. 323
- ^ 消費者物価指数、品目見直し 除外…携帯型オーディオ 追加…タブレット端末:朝日新聞デジタル
- ^ 学生帽 白線 旧制高等学校
- ^ 三高の帽子について - 三高私説より
- ^ 慶應義塾大学制帽
- ^ 慶應義塾ペンの記章四種
- ^ 『早稲田大学百年史』より「年表」:1904年
- ^ 立教大学新聞・第194号 1961年12月15日
- ^ 平沢信康「近代日本の教育とキリスト教(7)」『学術研究紀要』第18巻、鹿屋体育大学、1997年9月、 31-42頁。
- ^ a b 『舶来事物起源事典』富田仁、1987年、p53
- ^ a b c 角帽コトバンク
- ^ 早稲田大学英字新聞会 編『早稲田魂 '95』特集記事「あゝ角帽」、p. 70 (1995年)
「学生帽」の例文・使い方・用例・文例
- 学生帽.
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