かく‐ぼう【角帽】
角帽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 15:46 UTC 版)
大隈重信の宿願は、世界唯一の帽子を作ることで、どこに行ってもすぐに早稲田の学生と分かるようにすることだった。洋服店「髙島屋」主人・弥七郎に頼んだ。金モールの徽章とともに商品登録を受けた角帽の裏には姓名・学科名の他、校印を捺して、「早稲田の学生に相違無之候也」との文字が添えられ、身分証明ともなり、実質的なステータス・シンボルの役目を果たした。
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角帽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 06:15 UTC 版)
東京大学 (1877-1886)の学生だった山口鋭之助と和田義睦が学生帽として大学に提案し、当時の総長加藤弘之から許可を得て製作、数人の有志学生が着用したのが最初とされる。それが、1886年に帝国大学令により東京大学が帝国大学と改称されたとき、公式の制帽として採用された。頂上が四角であるところからこの名がつけられ、角帽は帝国大学生の代名詞となった。 角帽の4つの角は、哲学・法学・天文学・薬学を表している。東京大学から全国の大学に広まった結果、一般に大学生の着用するものとされ、転じて大学生を指す語としても使われた。東京大学で定められた規格は帝大型の名で呼ばれ、他大学の角帽もこれに準じた形が多い。一方早稲田大学・同志社大学で用いられる角帽は、生地の裁断や縫製が帝大型と違い、仕上がりは四角形の角がより鋭く、天井が平らになることから、座布団帽のあだ名が付く。
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