ビーバー【beaver】
読み方:びーばー
齧歯(げっし)目ビーバー科の哺乳類。体長74センチ、尾長30センチくらい。目・耳は小さく、尾は上下に平たくてうろこで覆われ、後ろ足に水かきをもつ。川や湖にすみ、かじった木や石でダムを築いて水をせき止め、できた池の中央に安全なすみかを作る。ヨーロッパ・北アメリカに分布するが、良質の毛皮のために乱獲され、生息数は少ない。海狸(うみだぬき・かいり)。
ビーバー【Beaver】
特定非営利活動法人ビーバー
行政入力情報
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ビーバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/05 03:05 UTC 版)
ビーバー(海狸)は、齧歯目ビーバー科ビーバー属(ビーバーぞく、学名: Castor)に属す種の総称[3]。
注釈
- ^ 海生であるとの誤解を与えやすいこともあり、現在ではほとんど使われない。
出典
- ^ a b Kristofer M. Helgen, "Family Castoridae". Mammal Species of the World, (3rd ed.), Volume 2, Don E. Wilson & DeeAnn M. Reeder (ed.), Johns Hopkins University Press, 2005, Pages 842-843.
- ^ 川田伸一郎・岩佐真宏・福井大・新宅勇太・横畑泰志ほか 「世界哺乳類標準和名目録」『哺乳類科学』第58巻 別冊、日本哺乳類学会、2018年、1-53頁。
- ^ ビーバーとは
- ^ a b c d e f g Richard A. Lancia, Harry E. Hodgdon「ビーバー」今泉吉晴訳『動物大百科5 小型草食獣』今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編、平凡社、1986年、18-21頁。
- ^ The Beaver Restoration Guidebook サイト:合衆国魚類野生生物局 出版日:March 23, 2023
- ^ http://www.imaident.com/beaver1.htm ビーバーの頭蓋骨についての考察
- ^ “Beavers Have Metal Teeth” (英語). Office for Science and Society. 2023年12月13日閲覧。
- ^ Van Nostrand, F. C. (1964年). “Age Determination for Beavers by Tooth Development”. The Journal of Wildlife Management. pp. 430–434. doi:10.2307/3798194. 2023年12月14日閲覧。
- ^ 長谷川政美『系統樹をさかのぼって見えてくる進化の歴史』ベレ出版、2014年10月25日発行、50ページ。
- ^ “Beaver” (英語). Smithsonian's National Zoo and Conservation Biology Institute. 2023年12月13日閲覧。
- ^ ヘルムート・F・カプラン『死体の晩餐』同時代社、2005年。
- ^ Aleksiuk, Michael (1970). “The Seasonal Food Regime of Arctic Beavers”. Ecology 51 (2): 264–270. doi:10.2307/1933662. ISSN 0012-9658 .
- ^ Rosell, Frank; Nolet, Bart A. (1997-03-01). “Factors Affecting Scent-Marking Behavior in Eurasian Beaver (Castor fiber)” (英語). Journal of Chemical Ecology 23 (3): 673–689. doi:10.1023/B:JOEC.0000006403.74674.8a. ISSN 1573-1561 .
- ^ “かわいいフリして実はやりおる。。。決して抱きしめてはいけない、実は危険な10の動物”. カラパイア. 2023年11月14日閲覧。
- ^ Rosell, Frank; Bjørkøyli, Tore (2002-06-01). “A test of the dear enemy phenomenon in the Eurasian beaver”. Animal Behaviour 63 (6): 1073–1078. doi:10.1006/anbe.2002.3010. ISSN 0003-3472 .
- ^ Sun, LIXING; Müller-schwarze, DIETLAND (1997-09-01). “Sibling recognition in the beaver: a field test for phenotype matching”. Animal Behaviour 54 (3): 493–502. doi:10.1006/anbe.1996.0440. ISSN 0003-3472 .
- ^ Sun, Lixing; Müller‐Schwarze, Dietland (1998-11). “Anal Gland Secretion Codes for Relatedness in the Beaver, Castor canadensis” (英語). Ethology 104 (11): 917–927. doi:10.1111/j.1439-0310.1998.tb00041.x. ISSN 0179-1613 .
- ^ "ビーバー大活躍!よみがえる水辺". 地球ドラマチック. 8 February 2014. NHK. NHK Eテレ。[リンク切れ]
- ^ 宇宙からも見えます!世界最大のビーバー・ダム発見 カナダ AFPBB、2010年5月6日、2010年5月6日閲覧
- ^ ビーバーが原油流出封じ込めに協力!カナダAFPBB、2011年5月5日
- ^ 耐久性に優れるビーバーの毛皮、その特徴や歴史[1]
- ^ 【まさか…!】泳ぎが得意なラッコが溺れる…その超意外すぎる理由とは?[2]
- ^ コトバンク 猟虎帽[3]
- ^ “ナポレオンの「二角帽子」競売へ、ワーテルローの戦いで敵の手に”. AFPBB (2018年6月16日). 2018年6月16日閲覧。
- ^ "Tierra del Fuego: the beavers must die", Nature 453, 968 (2008) doi:10.1038/453968a
- ^ ビーバーの肉の味ってどんな味!? | 生き物NAVI[4]
- ^ << 中世ヨーロッパの風景 >> 【ビーバーと「かおじろがん」の話】 [5]
- ^ レファレンス事例詳細(Detail of reference example) ウサギを一羽、二羽と数えるのはなぜか。[6]
- ^ 探検コム ウサギ文化史[7]
- ^ 世界の雑記帳:カナダでシロクマ国獣化の動き、ビーバーの「人気凋落」で - 毎日新聞 2011年10月31日 Archived 2011年11月2日, at the Wayback Machine.
- ^ ベラルーシ ビーバーと写真を撮ろうとした釣り人 襲われて死亡 2013.4.14閲覧
ビーバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 01:09 UTC 版)
「幻想水滸伝シリーズの世界観」の記事における「ビーバー」の解説
背が人間の半分ほどしかない民族。ファレナ女王国に集落が在住する。土木技術に優れているが、それを軍事的に利用させられることが多い。好戦的な民族ではないが水中を自在に泳ぐ事が出来、土木工事に用いるハンマーを使った水上戦を得意とする。また、土木工事の際には歯で木をかじる事もあるが、その時の木の歯触りがお気に入りである。
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ビーバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 09:15 UTC 版)
この水辺の動物は、その美しい毛皮が元で乱獲され、絶滅寸前にまで追い込まれた。帽子の材料として19世紀前半までに年間10~50万頭が乱獲された。この結果、ビーバーの数が激減して毛皮価格は高騰、到底帽子の原料として使えないまでになった。この後、シルクハットが発明され、流行はシルクハットに移行していったため毛皮の価値も下がり、乱獲されないようになっていった。後の手厚い保護にもより、次第に数は回復傾向にある。
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ビーバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 01:32 UTC 版)
カナダの国旗の帽子をかぶっている紫色のビーバー。ウサギとは友達だが、あまり一緒に出かける事はなく、登場回数も少ない。ウサギと同じアパートに住んでいて、ウサギの隣の部屋あたりに住んでいる。アイスホッケーが大好きで、自分でホッケーをするのも試合の観戦をするのも好き。アイスホッケーの事になると熱中して周りが見えなくなる。メープルシロップをかけた小枝が好物。
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ビーバー
出典:『Wiktionary』 (2021/08/28 14:24 UTC 版)
名詞
ビーバー【海狸】
- 齧歯目ビーバー科ビーバー属に属する哺乳類の総称。北欧、シベリア、中国北部、北アメリカに分布。尾は扁平で、鱗に覆われる。後肢の指と指の間に水掻きがある。発達した前歯で木を噛み倒し、泥などと共に積み上げてダムを作り、その中に営巣する。草食性で、木の葉や皮を食べる。肉は食用に、また毛皮は帽子の材料に供され、乱獲された。一方、天敵の少ない地域では大量の樹木を噛み倒し、森林破壊を招いている。海狸。
発音(?)
- び↘ーばー
翻訳
- アルバニア語: kastori (sq)
- アルゴンキン語: amik (alq)
- アラビア語: سمور (ar) (sammūr) 男性, قندس (ar) (qundus) 男性
- アルメニア語: կուղբ (hy)
- アストゥリアス語: castor (ast) 男性
- アゼルバイジャン語: qunduz (az)
- バスク語: kastore (eu)
- ベラルーシ語: бабёр (be) 男性
- ブルトン語: avank eurazia (br)
- ブルガリア語: бо́бър (bg) 男性
- ビルマ語: ဘီဗာဖျံ (my)
- カタルーニャ語: castor (ca)
- チェロキー語Cherokee: ᏙᏯ (chr)
- 中国語:
- クリー語: amisk (cr)
- チェコ語: bobr (cs) 男性
- デンマーク語: bæver (da)
- オランダ語: bever (nl) 男性
- 英語: beaver (en)
- エスペラント: kastoro (eo)
- エストニア語: kobras (et), (archaic) piiber (et)
- フェロー語: bævur (fo) 男性
- フィンランド語: majava (fi)
- フランス語: castor (fr) 男性, bièvre (fr) 男性 (archaic)
- フリウリ語: castôr (fur)
- ガリシア語: castor (gl)
- グルジア語: თახვი (ka)
- ドイツ語: Biber (de) 男性
- ギリシア語: κάστορας (el) 男性
- ハン語: tsà’ (haa)
- ヘブライ語: בונה (he) (boneh)
- ホピ語: pahona (hop)
- ハンガリー語: hód (hu)
- アイスランド語: bjór (is) 男性, bifur (is) 男性
- インドネシア語: berang-berang (id)
- アイルランド語: béabhar (ga) 男性
- イタリア語: castoro (it) 男性
- ノルマン語: castor (nrf) 男性
- カザフ語: құндыз (kk), қамшат (kk)
- 朝鮮語: 비버 (ko)
- クムク語: хундуз (kum)
- クテナイ語: sina (kut)
- キルギス語: кемчет (ky)
- ラディン語: castour (lld)
- ラトガリア語: babrys (ltg) 男性, babrīne (ltg) 女性
- ラテン語: castor (la) 男性
- ラトヴィア語: bebrs (lv) 男性
- リトアニア語: bebras (lt) 男性
- マケドニア語: дабар (mk) 男性
- マレー語: beaver (ms), memerang (ms), berang-berang (ms)
- マルタ語: bijver (mt) 男性
- マオリ語: piwara (mi)
- モンゴル語: минж (mn)
- モンターネ語: amishkᵘ (moe)
- ナヴァホ語: chaaʼ (nv)
- ノルウェー語: bever (no) 男性
- オック語: vibre (oc)
- ペルシア語: سگ آبی (fa) (sag-e âbi), بیدستر (fa) (bidastar), ببر (fa) (babar) (archaic)
- ポーランド語: bóbr (pl) 男性
- ポルトガル語: castor (pt) 男性
- ポタワトミ語: mek (pot)
- ロマ語: vidroy (rom) 男性, vidra (rom) 女性
- ルーマニア語: castor (ro) 男性, biber (ro) 男性
- ロマンシュ語: castur (rm)
- ロシア語: бобр (ru) 男性, бобёр (ru) 男性
- 北サーミ語: mádjit (se)
- サルデーニャ語: castorru (sc), castoro (sc)
- スコットランド・ゲール語: los-leathann (gd) 男性, biobhair (gd) 男性, beathadach (gd) 男性
- クロアチア語:
- スロヴァキア語: bobor (sk) 男性
- スロヴェニア語: bober (sl) 男性
- ソルブ語:
- スペイン語: castor (es) 男性
- スワヒリ語: panyabuku-maji (sw), biva (sw), fondosi (sw)
- スウェーデン語: bäver (sv)
- タガログ語: kastor (tl)
- タジク語: қундуз (tg)
- タオス語: p’óyona (twf)
- トルコ語: kastor (tr), kunduz (tr)
- トルクメン語: gunduz (tk)
- ウクライナ語: бобе́р (uk) 男性
- ウズベク語: qunduz (uz)
- ベトナム語: hải ly (vi) (海狸 (vi)), con hải ly (vi)
- ヴォラピュク: (♂♀) biv (vo), (♂) hibiv (vo), (♀) jibiv (vo), (♂♀ offspring) bivül (vo), (♂ offspring) hibivül (vo), (♀ offspring) jibivül (vo)
- ウェールズ語: afanc (cy) 男性, llostlydan (cy) 男性
- 西フリジア語: bever (fy)
「ビーバー」の例文・使い方・用例・文例
- ヌートリアはビーバーに似ている。
- ビーバーは人に危害を加えることはめったにない。
- ウサギはビーバーやリスと同族です。
- 刈られていないビーバー
- 光沢の有るこげ茶色の被毛を持つ北米産のビーバーのような水生齧歯動物
- ビーバー類
- ビーバー科の標準属:ビーバー
- ヨーロッパの品種のビーバー
- フロリダ州を除く北米ほとんどの地域で見つかるビーバーの一種
- 更新世に出現し絶滅したビーバー類
- ヤマビーバー
- ヤマビーバー科の標準属:ヤマビーバーを含む
- 小型のビーバーに似た南米産の水生齧歯動物
- ビーバーの毛皮(または同様の素地で)でできた帽子
- バイザーまたはビーバーのない軽い覆われていないかぶと
- 野生のヤグルマハッカ、ヤグルマハッカ、ビーバーム
- ビーバーの柔らかい茶色の毛皮
- ビーバーという動物
- ビーバー夫妻は子どもたちに,彼らがナルニアを魔女ののろいから解き放つだろうと言う。
ビーバーと同じ種類の言葉
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