ファレナ女王国
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「幻想水滸伝シリーズの世界観」の記事における「ファレナ女王国」の解説
群島諸国の南に位置する女王制国家で、「太陽の紋章」と大河フェイタスの祝福を受けた豊かな国土に恵まれた大国。紀元前250年ごろにシンダル族出身の初代女王が「太陽の紋章」とそれを支える2つの紋章を携えて聖地ルナスに降臨し建国した。建国後は「太陽の紋章」を太陽宮に、「黎明の紋章」と「黄昏の紋章」はそれぞれ東西の離宮で保存されている。建国当時の首都はストームフィスト、太陽暦212年に女王クワルシェードがソルファレナへと首都変遷を行っており、この年を紀元とした「クワルシェード暦」を制定している。 女王は法の上では絶対的な裁量権を持つものの、政治に関しては実質的に貴族を主体とした元老院が中心となっており、女王といえども元老院での採決を覆すのは不可能となっていた。元老院は大分してゴドウィン派とバロウズ派の2つの派閥が存在する(小説版では後述のロヴェレ家を筆頭とする王家派も存在する)。ゴドウィン派は、ストームフィスト領主であるゴドウィン家を中心とした西部地方の貴族たちで構成された派閥で、独善的な方法であっても国益を優先する政治思想が強い。バロウズ派は、レインウォール領主であるバロウズ家を中心とした東部地方の貴族たちで構成された派閥で、本音では自らの利得権益を優先する思想が強いが、表向きはゴドウィン派の思想に反対して諸国との融和を図るべきという方針を主張している。ロードレイク領主で有力貴族のロヴェレ家が、対立する2つの派閥を仲介する役割を果たしていたため王家からの信望も厚かったが、太陽暦446年のロードレイク暴動の責任を取って処刑されている。これにより元老院のバランスが崩れ、太陽暦448年にゴドウィン家当主マルスカールが息子ギゼルとともにクーデターを決行、国の中枢を掌握するとともにリムスレーアを女王として即位させるが、人材や兵力などが枯渇し王子らによって倒される。一方バロウズ家はクーデターの最中、当主サルムが王子を王に据えてアーメス新王国の属国を造ろうと目論んだことと、ロードレイク暴動に紛れて「黎明の紋章」を盗んだことが発覚したために信用が失墜している。戦後は正式に即位した新女王リムスレーアによって貴族による元老院制が廃止され、市民による議会制へと移行されている。また、クーデターにおいて元老院の大派閥であったゴドウィン家は当主不在となり、一方のバロウズ家は私財を投じて国家復興への協力を申し出ている(『V』でユーラムが仲間になっていない場合は当主不在によりルセリナによって、仲間になっている場合は当主を継いだユーラムによって行われる。また、ユーラムは同時に貴族の地位を返上している)。 王位継承権は直系の女児に限られており、男児は継承権を持たない。女王位の継承の優先順位は先代の長女が最優先であり、以下は存在するならば妹や姪が続く。またその証として、女王や王女のみがファレナスの姓を有し、王子や後述の女王騎士長、そして女王位継承権を放棄した王女はファレナスの姓を持たない。王女は闘神祭で結婚相手を決め、女王に即位すると夫は女王を守護する女王騎士長に就任する。婚姻に際しては、婚約直前に次期女王が一時的に「黎明の紋章」を宿した後に聖地ルナスを訪れ、婚礼直前に一時的に「黄昏の紋章」を宿す慣わしとなっている。なお、この慣例が行われるのは次期女王のみが行うのが通例となっているが、これに反した継承として太陽暦438年に即位したファルズラームの例が存在する。これは太陽暦422年ごろにバロウズ家当主のサルムと、ファルズラームの夫でバロウズ家出身のカウスが、先代オルハゼータと次期シャスレワールの夫がともにゴドウィン家出身であり、バロウズ家の影響力が低下することを恐れて女王位を望むことを讒言したことが原因であった。当初は固辞したファルズラームであったが執拗な説得に折れ、太陽暦433年にアルシュタートの闘神祭を女王位継承順位で勝るハスワールに先んじて強行している。バロウズ家とゴドウィン家の双方に無関係なフェリドが優勝したことで事態は一時収束するが、太陽暦438年にオルハゼータが崩御すると再燃し内乱状態となる。その際、女王直属の暗殺者集団「幽世の門」が女王が空位であることを理由に、その後の組織の保身を図って双方に戦力を提供し、ファルズラームの夫カウスとシャスレワールの夫マルダース、元老マルスカール・ゴドウィンの妻ロザリンド、元老サルム・バロウズの嫡男ヒラム・バロウズなど要人が殺害され、最終的にそれを辟易したシャスレワールが女王位を譲った後に暗殺されるという結果を招いている。 継承権を巡る内乱の経験から、太陽暦440年にアルシュタートが即位すると妹のサイアリーズと従姉妹のハスワールは女王位継承権を放棄しており、「幽世の門」もフェリドによって解体命令が出されている。しかし、解体に協力を申し出たのは全体のごく一部のみで、残りはアルシュタートやフェリドに抵抗したり、外国へと亡命するなどして指導者不在となり組織は事実上解体された。だが、少なくない者達が密かにゴドウィン家によって召し抱えられ、太陽暦448年のクーデターに関わった(詳細は後述)。 内陸国ながら国土の大半はフェイタス川やその支流に接しており、国内の移動に関しては陸路と水路がそれぞれ活用されている。こと水路においては川船が積極的に活用されており、山間部のセーブルを除く大半の都市は川船で往来する事が可能。また、これに起因して川船の需要は大きく、結果として民間の漁船や商船から軍艦の分野に至るまで川船が積極活用されている。これらの川船は、中型以上の規模ならば帆とオールを併用したものが主流であり、女王家の保有する視察船や水軍の軍艦でも使われている。一方、外海を航行可能な外航船に関しては川船より需要が小さいためか技術的には途上で、その分野に優れた群島諸国から最新技術を導入して外航船を建造したこともある(『V』劇中で登場する、外航船エルメラークが該当)。 陸路で接する地域(アーメス新王国、ナガール教主国など)とは古くから紛争が絶えず、太陽暦360年ごろにナガール教主国と、太陽暦440年にアーメス新王国との間で特に大規模な戦争が起きている。特にアーメス新王国との戦争は国史上最大の戦争とされており、当時の女王アルシュタートと軍師ルクレティア・メルセスの下、女王騎士長フェリドをはじめとする女王騎士や水軍提督ラージャなどが筆頭となってアーメスを退けることができたものの、フェリドを含めた3名以外の女王騎士を失い国力も大きく衰えてしまう。戦後は、アルシュタートによる統治で以前にも増した繁栄を続けていたが、太陽暦448年に元老院のゴドウィン派が起こしたクーデターによりアルシュタートとフェリドが死亡してしまう。アルシュタートの王子(『V』主人公)によってゴドウィン派が倒され、王女リムスレーアが即位するが、内紛によって国力は8年前以上に大きく衰えてしまった。 陸路で接する国家とは紛争が絶えない一方、北方に位置する群島諸国連合とは友好的な関係が築かれている。太陽暦337年に女王エルメラークと連合の間で条約が締結され、中継基地として当時無人島であったニルバ島に大灯台が建造されている。なお、女王国側の外港は西部のハーシュビル軍港と東部のエストライズ、2港が存在し、後にエストライズには「エルメラーク」と名づけられた外航船が配置されている。基本的にエストライズが規模の大きさから海洋貿易のみならず、外国からの外交使節受け入れを司っているが、太陽暦448年の内乱時にはエストライズが王子側、ハーシュビル軍港がゴドウィン派側の貿易港としてそれぞれ使われた。 ファレナ女王家の系図(名前の前に☆があるのは歴代女王) ☆(初代女王) ┃ (中略) ┃☆クワルシェード ┃ (中略) ┃ ☆エルメラーク ┃ (中略) ┃ ☆オルハゼータ ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ シャスレワール━┳━マルダース ☆ファルズラーム━┳━カウス ┃ ┣━━━━━━━━┓ ハスワール フェリド━┳━☆アルシュタート サイアリーズ ┏━━━━━━━┫ (『V』主人公) ☆リムスレーア 女王騎士 女王直属の騎士で、女王やその親族の警護を担当する少数精鋭の者達。古くは王都守護騎士団がその任にあったが、ストームフィストからソルファレナへ遷都する際に新しく王都守護兵団(後に王都守護軍と改称)が編成されたのに伴い、旧来の大騎士団から少数精鋭の集まりへと変わった。騎士や騎士見習いは皆黒を基調とした服装をしているが、細かい形状や使用する武器の類は騎士それぞれによって異なり、独自色を有している。また、女王騎士が発足された当初は男性のみで構成されていたが、後に女性の登用も認められた。 女王騎士を統率する女王騎士長は通常女王の夫が就任し、女王騎士のみならず女王国軍全軍を統率する大将軍としての役割をも担う。だが、女王騎士長を決める闘神祭では夫となる人物が直接出場せず、代理人を用意して戦わせる事を認めているため、女王騎士長という官職は女王の夫に与えられる一種の名誉職と見なされていた。それだけに、剣術や軍の指揮能力に秀でたフェリド(『V』)が女王騎士長の役割を名実共に果たして見せたのは、ファレナの長い歴史の中でも極めて稀である。 一部の女王騎士は目の淵を紅く塗る傾向にあり、ギゼル・ゴドウィン(『V』)もクーデターを経て女王騎士長に就任してからは同様の紅い化粧をした。 幽世の門(かくりよのもん) 女王騎士とは正反対の、ファレナ女王国と女王を影から支える女王直属の暗殺組織。名前の幽世とは「あの世」を意味し、総じて「あの世の入り口」を意味する。まだ幼い身寄りのない子供をさらっては教育や訓練を課し、優れた暗殺者や諜報員として育て上げ結果として、戦闘能力において女王国正規軍の将兵を遥かに超越する暗殺者集団となった。また、薬物の分野においても優れており、数々の非人道的な薬物を生み出した。 太陽暦440年にアルシュタートが即位すると、先代ファルズラームとその姉シャスレワールとの女王位継承権争いで多くの血が「幽世の門」によって流された結果、フェリドによって解体命令が出された。しかし、解体に協力を申し出たのは諜報部門長シナツのみで、破壊工作部門長ヒノヤギは抵抗・抗争の後に自決、暗殺者養成部門長カヤヌおよび幽世の門総帥で暗殺実行部門長タケフツはナガールへ逃亡したと噂されており、薬物開発部門長シラナミは消息不明となっている。事実上指導者不在となったことで組織は解体されるが、多くはゴドウィン家によって召し抱えられ、太陽暦448年のクーデターに利用されている。幽世の門(ゴドウィン家私兵) 太陽暦448年のゴドウィン家によるクーデターから始まった内乱においてゴドウィン家の戦力の一角を成した暗殺組織。構成員は「幽世の門」の人間で、太陽暦440年に組織が解体されて以降もファレナ女王国国内に留まっていたのをゴドウィン家によって召抱えられた者達。そのため、組織の末端は旧「幽世の門」とあまり変わらないが、マルスカール・ゴドウィンとギゼル・ゴドウィンの側近でもあるドルフ、及び内乱中にギゼルによって女王騎士に任命されたキルデリクが幹部として取り仕切っている。 なお、劇中で姿を現したのは末端に位置する仮面や鉄爪を身に纏う暗殺者や一般人に擬装していた密偵、2大幹部のドルフ、キルデリクのみであるが、後述する烈身の秘薬の性質を考慮すると、消息不明のシラナミあるいはそれに順ずる立場の人物からなる薬物開発部門も彼らの一員として活動している模様。 冥夢の秘薬 幽世の門が開発した眠り薬。通常の眠り薬と異なり味や匂いは全くなく、食事に混入しても全く気付かれない。また、この薬で眠った者は他者から見れば、自然に眠っているのと同じにしか見えず、並みの医師や毒見役でこの薬を見破るのは不可能である。ただし、事前に中和薬を服用する事で無力化が可能。 烈身の秘薬 幽世の門が開発した劇薬。この薬を飲むと、並みの人間では出せない超人的な筋力を得る事が可能だが、薬の効果が終わると同時に絶命してしまう、まさに非人道の極みにある薬。また、この薬を飲んだ者は理性を半ば失い、まともな会話を交わす事もままならない。 サギリ(『V』)によるとこの薬はすぐに劣化するので作り置きが効かず、内乱中に使われた物は製法を知る人間の手で新たに作られた物であるとのこと。 オボロ探偵事務所 川船に事務所を構え、レインウォールやラフトフリート等ファレナ女王国各地で活動している探偵事務所。調査依頼が入れば、所長のオボロや調査員のサギリやシグレによって本格的かつ隠密的な調査が行われ、巧妙に隠された情報をも突き止める。しかし、事務員のフヨウやオボロが情報収集用に飼いならしているネズミを除き、全員が元「幽世の門」という経歴の持ち主である。 所長のオボロはかつて「幽世の門」で諜報部門長を務めていたシナツであり、諜報部門という立場から外の世界と本格的に接する機会を得た結果、組織の異常性に気付き結果フェリドによる組織の解体に幹部達の中で唯一協力を申し出た。そして組織が解体されてからは暗殺者として過酷な境遇にあったサギリやシグレを引き取り、2人に人間的な生活を送らせる一方で生計のため、組織で培った技術を平和的に用いようと探偵業を始めたのが探偵事務所誕生の理由である。 闘技奴隷 ファレナ女王国特有の奴隷階級。闘神祭の会場であるストームフィストの闘技場において行われる闘技試合で戦う奴隷。主に貧困等で苦しい生活を送る者が自身あるいは家族のために収入を得るべく、闘技奴隷になるのが多い。所有者の貴族にとっては一応「財産」ではあるものの奴隷という低身分のためか、蔑視される傾向が強く待遇も劣悪である。また、家族を抱える闘技奴隷が何らかの失態を起こした折にはその家族にも制裁が行われる模様。とりわけ、太陽暦438年頃にとある無名の闘技奴隷(後のベルクート(『V』))が脱走する事件が起こってからは闘技奴隷に対する虐待や転売が盛んになった。これに対し、時の女王ファルズラーム崩御後に即位したアルシュタートと女王騎士長フェリドによって闘技奴隷制度の廃止が図られるが、「闘技奴隷を戦わせるのはファレナ貴族伝統の娯楽」と主張する貴族から根強い反発を受け、虐待禁止令が制定されるに止まった。 太陽暦448年に内乱が勃発すると、ゴドウィン派に属する者を中心とする貴族の多くが戦死したり没落した結果、多くの闘技奴隷が自由を獲得した。 なお、闘技奴隷はその証として体の一部に白い線状の刺青が入れられており、ゼガイは顔、シュンは両肩に刺青がある。また、ベルクート(いずれも『V』)は脱走した闘技奴隷という素性を隠すべく、本来刺青のあった場所の上から別の刺青を入れている。 ラフトフリート フェイタス川に船を浮かべて住処とする流浪の民。漁業や水運によって生計を立てている。以前は定住していないことで蔑視される傾向があったが、ラフトフリート出身のラージャ(『V』)が若くして軍功を上げ、当時の女王オルハゼータによって水軍提督に任命されると同時に自治権を得ている。その後、オルハゼータ崩御後に即位したファルズラーム、クーデターによって実権を握ったゴドウィン家によって2度の自治権剥奪の危機を迎えるも、最終的には自治権を守り通した。ダハーカ ラフトフリートはおろか、ファレナ女王国で最大の規模を誇る双胴戦艦。普段はラージャ(『V』)の住居として使われ、艦内には広間や居室、浴室が備えられているものの、有事の際にはラージャ指揮の元、巨体ならではの重厚な装甲や甲板に展開する大量の弓兵からの一斉射撃を生かし、猛威を振るう存在。太陽暦448年の内乱中にはラフトフリートの艦船から構成された艦隊の旗艦として、かつてのラージャの副官バフラム・ルーガー(『V』)率いるバフラム艦隊やゴドウィン家の艦隊を相手に活躍した。 艦首部に水竜の首を模した飾りを3つ付けており、艦内各所にも3本の首を持つ水竜の絵が描かれているのが特徴。また、ファレナの艦船としては珍しく、後部に外輪が備えられた外輪艦でもある。 フェイタス竜馬騎兵団 ファレナのフェイタス河近郊に生息する竜馬と共存し戦力とする騎兵団。本拠地はサウロニクス城。古くは竜馬と共存する辺境民族で、一時は流民として弾圧するファレナ女王国との睨み合いの時期が続いたが、太陽暦360年ごろのナガール教主国の侵攻にファレナ女王国正規軍と共闘したため、その功績から南西部を所領と認められた。その後、ファレナに忠誠を誓い、本格的に軍事組織となるが、政治の材料として貴族の私兵として幾度か利用された事から、「ファレナの国土を守るため以外に軍事力を振るわない」として、内紛へ一切関与しないとの厳格な掟を生み出し、貴族の強欲な行為を苦々しく思っていた女王家から認可されて以来貫いている。 騎兵団発足当初、女王騎士が男性だけで構成されていたのもあって「竜馬騎兵は男性のみが就任できる」という掟を作り、後に女性の女王騎士が認められてもその掟は変えられず、結果として竜馬騎兵が男性のみという構図が定着した。内乱平定後は当時の騎兵団長クレイグ・ラーデンが引退し、後任のラハル(いずれも『V』)によって女性の竜馬騎兵が認められた。ゴルディアス サウロニクス城の南にある村。竜馬の巣と竜馬騎兵見習の訓練場があり、まだ幼さの残る竜馬騎兵見習の少年たちはここで将来の相棒となる竜馬と絆を深め、剣術や騎乗術を学ぶ。また、この村へ出入りできる者は先述の竜馬騎兵見習を含めて男性だけとなっており、女性の立ち入りは決して認められない女人禁制の村という、騎兵団の掟が最も色濃い場所。 騎兵団にとっては重要な場所だが、見習の訓練監督係や竜馬の巣の護衛担当の竜馬騎兵が若干いるだけでサウロニクス城よりも警備は甘く、内乱中にはドルフ(『V』)率いる「幽世の門」の暗殺者集団によって竜馬の巣を制圧され、竜馬の幼体や卵を人質に騎兵団の身動きが封じられるという危機的事態が発生してしまった。 内乱平定後に団長に就任したラハルによって女性の竜馬騎兵が認められ、ラン(いずれも『V』)が史上初の女性竜馬騎兵となってから女人禁制が解かれたかどうかは不明。
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