私兵
私兵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 17:24 UTC 版)
暗殺傀儡(あんさつにんぎょう) 縹家が育てる暗殺者集団。黒尽くめの装束を纏っている。「白い子供」に暗示と薬物を使って暗殺者に仕立てる。縹家当主と大巫女の指示を最優先に聞くが、人に貸し出される時はその指示もそれなりに聞く様に暗示を掛けられる。風の狼との度重なる衝突で、紅邵可が縹家に忍び込んだ時には子供しか居なくなっていた。元は「槐の守り手」という名で、大巫女を守る為に存在した。 影(かげ) 紅家当主絶対服従護衛軍団。紅家当主と名代の指示に従う。当主と当主の持ち物の「桐竹鳳麟」の家紋が刻まれた扇を預けられた者を守る他、伝令なども担う。羽林軍の精鋭でも気付かない程に気配を隠しており、狙われたら最後、命はない。短編「恋愛指南争奪戦!」にて、羽林軍兵士の1人は紅黎深の前で暴言を吐き、生き地獄を見せろと指示を受けた影に狙われた。羽林軍で扱かれた反射神経で影相手に生き残る偉業を打ち立てたものの、指示が撤回される頃には生き地獄を十分以上に味わっていた。この他にも紅家は裏組織を抱えている。影かは不明だが、邵可のことで怒った黎深が何度も紫戩華に刺客を送り込み、霄瑤璇に阻止されている。 風の狼(かぜのおおかみ) 紫戩華に仕えた暗殺集団。首領は黒狼と呼ばれる他、構成員は暗号名を持つ。紫戩華と霄瑤璇、黒狼の命のみに従う。朝廷内では噂程度にしか知られておらず、霄瑤璇のみが現在でも繋ぎを取れる。本編の20年近く前に解散したが、一部の者は風の狼として活動している。解散前の最後の黒狼は、紅邵可。その他一員として判明しているのは、北斗、縹珠翠。 牢の中の幽霊(ろうのなかのゆうれい) 旺季が風の狼を真似て作った暗殺者集団。身寄りがなかったり訳ありの家族など取引きに応じそうな囚人(主に死刑囚またはそれに準ずる者)を集めている。牢の中で死んだ(書類上では死亡扱い)はずなのに街中での目撃談があることからこう呼ばれる。額に布を巻いて隠しているが、構成員の額には死刑囚であることを表す焼きゴテがある。また、落伍した高位武官の中にも構成員となった者がいる。縹家の薬物を投与されている者も居る。
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