アーメス新王国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 01:09 UTC 版)
「幻想水滸伝シリーズの世界観」の記事における「アーメス新王国」の解説
ファレナ女王国の南東部に位置し、5つの部族からなる共同国家。古代アーメス王朝(古代王朝)を継承する国家と自称しているが、民族的にも文化・文明的にも繋がりは無い。太陽暦140年にイシュヴァーク族の長バラドが5大部族を統一して建国。南東部の平定を望んでいたファレナ女王国はこれを歓迎したが、「古代アーメス王朝の後継国家」を自負するファレナ女王国を差し置いて「アーメス」を名乗ったことで関係が悪化する。その後、太陽暦440年にファレナ女王国に対して大規模な侵攻を行っているが、軍師ルクレティアと女王国軍によって退けられている。 国政は王の意向や、5大部族の代表者による話し合い「大部族長会議」によって決定される。5大部族は、イシュヴァーク族やマドラ族などの穏健派と、ダルジャ族などの強硬派に分類される。太陽暦440年のファレナ女王国への大侵攻当時はダルジャ族の王が統治しており、失敗に終わると失脚し、イシュヴァーク族のジャラトが即位している。また、太陽暦448年にファレナ女王国で勃発した内乱に乗じてダルジャ族の独断でマハ・スパルナ率いる南岳兵団が女王国内の領地獲得に乗り出したのに対し、マドラ族のシュラ・ヴァルヤ率いる西海兵団はジャラトの命を受けて王子軍への支援を行っている。内乱平定後はダルジャ族を中心とする強硬派の失墜と、それに伴いジャラトやシュラを中心とする穏健派が国政を完全掌握した結果、ファレナ女王国と友好関係が築かれた。 アーメスの槍使いは、3人が一組になっての集団槍術で知られている。軍隊は山岳部を担当する南岳兵団と海上を担当する西海兵団で構成される。南岳兵団は強硬派部族が管理運営しており、兵士は総じて粗暴で、指揮官の軍費の横領も横行しており装備も劣悪であるとされている。西海兵団は穏健派部族が管理運営しており、兵士は礼儀正しくて友好的であるとされている。
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