バロウズ家・バロウズ派
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「幻想水滸伝V」の記事における「バロウズ家・バロウズ派」の解説
サルム・バロウズ 声 - 依田英助 ユーラム・バロウズの父親で、強欲な貴族。太陽暦384年生まれ(64歳)、ファレナ女王国レインウォール出身。レインウォールを中心とした女王国東部に領地を持ち、元老院ではマルスカール・ゴドウィンの政敵である。自らの利権を重視しており、表向きは国益を重視するゴドウィン派に対抗する政治的思想を装っている。性格的にも厳格なマルスカールとは正反対で、策謀を好むが意識的に道化を演じている場面もある。アーメス新王国と通じていたこと、ロードレイク暴動のどさくさに紛れて『黎明の紋章』を盗んでいたことが相次いで発覚してボズやダインなどバロウズ派の面々から信用を失い没落。孤立無援の状況下でレインウォールにゴドウィン派の軍勢が迫るや降伏し、長年の政敵マルスカールに屈した。最期はレインウォール占領部隊の引き揚げを伝えに来たサイアリーズの言葉にユーラム共々安堵するが、その直後「私があんたを許すと思ったのかい?」と言う彼女の「黄昏の紋章」の力によって命を落としている。 アリスン・バロウズ サルム・バロウズの妻で、彼との間に2男2女を儲けるが長女は病で他界し、長男ヒラムもファルズラームとシャスレワールの次期女王位をめぐる内紛で暗殺されたことから心を病み、現在では自室に引きこもったままである。しかし、ユーラムの改心後は彼女も立ち直ったのか、内乱終結後はユーラムやルセリナと共にファレナの再建に尽力した。 ドナ・ウィルド ボズ・ウィルドの妻で、彼との間にしっかり者の長男キースと引っ込み思案な次男カーツを儲ける。領地経営の腕は一流で、ボズ不在時にはエストライズのまとめ役を務め、シュラ率いるアーメス西海兵団が港に陣取った時も、勝手に手は出さないよう配下の将兵や町の男たちに注意していた。 ソリス・ラウルベル セーブルの領主で祖父の代に貴族入りしたばかりの新参。太陽暦400年生まれ(48歳)、ファレナ女王国セーブル出身。ダインとは主従関係にある。低姿勢な上苦労を重ねてきたこともあり、親しみやすい人柄と真面目さが民衆には好評のようだ。しかし、その真面目さ故か頑なな側面もあり、ゴドウィン派の要請に応じてアーメス南岳兵団が攻め込んだ時には頑なに1人セーブルに残ろうとしている。 サリーシャ・ラウルベル ソリス・ラウルベルとその妻メリッサとの間に生まれた娘。両親とは対照的に活発な性格で、ダインへの態度も積極的。
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