バロウチーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 17:03 UTC 版)
「うえきの法則の登場人物」の記事における「バロウチーム」の解説
天界人のみで構成されたチーム。全員、植木やロベルトと同様の新天界人(ネオ)である。マーガレットによって組織された、ロベルト十団の上に位置する側近の者達である。守人の一族の能力や役割は全て知らされており、地獄界統一のためにマーガレット=アノンの父を神にするという目的を果たすため、四次選考でアノン以外を潰すため戦う。しかしアノンに本性を現したことにより裏切られ、四次選考では植木チームと共闘してアノンと戦った。植木チームは当初バロウをはじめ皆アノンの目的が"人間を滅ぼす"ことだと承知の上でアノンに協力していたものだと思い込んでいた。実力は高く、力をセーブした状態でもマリリンチームを棄権させるほど。負けた場合のペナルティは不明。 バロウ・エシャロット 声 - 河原木志穂 中学1年生。八ツ星天界人。画家の義母に育てられ、本人も絵を描くのが好き。好きな言葉は「お母さん」(アニメ参照)。 自分が本当の息子ではないことを自覚していたため鉄程度の神器が使え、5年前のある日、押し込み強盗と間違えて義母を鉄で傷つけ、声と音を奪ってしまい寝たきりの状態にさせてしまうその後、母親に必死に絵を描いてみせたが母の心に届くことはなく、絵を描いては捨てるという行動を繰り返し、13歳となったある日、自分が天界人であることを呪い絶望するようになる。神器を消すことで人間になり母親とまた幸せに暮らしたいと願い、マーガレットの集めた天界人らのリーダーとなり彼に協力する。 「何よりも大切なのは目的を達成すること」を己の信条とし、勝利のためなら仲間を傷つけることも厭わない。アノンを倒して全てを救おうとする植木を「薄っぺらい正義」と切り捨て、神器をテンコに預けた植木を圧倒するが、レベル2に覚醒した植木のリバースにより状況が逆転。後述の理由により使用を控えていた神器までも繰り出し勝負に出るが、植木の百鬼夜行で現実化した過去像を攻撃され敗北。アニメでは気絶直前に能力で幼い頃聞いた母との思い出を現実化、自分の絵が母の心を動かさなかった理由を悟りながら気絶した。 四次選考でアノンに裏切られた時は、絶望のあまり何も出来なかったが、ヒデヨシの言葉に救われる。ヒデヨシと共に電光石火で「道」へ向かい、その行動が間接的に植木の命を救うことになった。過去の映像を現実に変える能力 神器は能力と一体化した「デジャビュする神器」(ただし実際に過去にあったことなので厳密にはデジャビュでは無い)。原作では神器は空の模様だった。現実化できるのはバロウとバロウの放った攻撃に限るらしい(ただしあくまで佐野の推測)。また現在の時間帯に実体化させた過去の自分がダメージを受けると、タイムパラドックスにより現在の自分もダメージを受けるため、本人と一体化している快刀乱麻、百鬼夜行、波花は使いづらい。 限定条件:『自分と自分の放った技に限る』と佐野が言っていたが、アニメでは母親の言葉を現実化してるので、定かではない。 バン・ディクート 声 - 竹本英史(神器:三輪勝恵) 中学2年生。緑色のリーゼントヘアーが特徴の不良。何事も全力(マックス)でやらないと気が済まない。見た目や言動は凶悪だが、かわいいものに弱く、生物化した自分の神器にのろけていた。動物を攻撃できない鈴子を一方的に痛めつけたが、「雑魚」と言ってしまったがために(本人は全力を出せない鈴子に対しての叱咤、激励のつもりであったが)、激昂した彼女に連続ビンタで叩きのめされてしまう。すぐに気絶から覚醒するも、バロウに「手負いの彼がまた試合に出ると不利になる」と再び気絶させられてしまった。それでもアニメでは気絶したバロウを真っ先に助け起こしていた。四次選考でアノンの裏切りに怒り、ディエゴスターと共に佐野、鈴子と共闘したが、アノンの鉄から鈴子を庇って倒された。好きな言葉は「喧嘩上等」(アニメ参照)。ディエゴと共に能力を使うことであわせ技「生きた見えない神器」を使うことが可能。無生物を生物に変える能力。 神器は能力と一体化した「生きた神器」。健気で主人に忠実な性格だが、キレた鈴子に叩きのめされた。 生きているため、百鬼夜行などは相手を追跡するものとなった。 ディエゴスター 声 - 大川透 中学3年生。坊主スタイルの六ツ星天界人。一人称は「私」。「知恵と力を兼ね備えた者だけが真の"漢(おとこ)"となる」と語る、文武両道の好漢。佐野に気絶させられるが、執念で勝ちをもぎ取った。老け顔は気にしているらしく、オッサン呼ばわりされると怒る。自分たちを裏切ったアノンに「漢ではない」と怒り、バンと共に佐野、鈴子と共闘したが、アノンの鉄から佐野(アニメでは鈴子)を庇って倒された。好きな言葉は「漢」(アニメ参照)。バンと共に能力を使うことで合わせ技「生きた見えない神器」を使うことが可能。物質を無色透明物質に変える能力 神器は能力と一体化した「見えざる神器」。 キルノートン 声 - 千葉進歩 中学2年生。六ツ星天界人。何事も前もって策を用意する、本人曰くIQ179で、天才として周りから認知されていたが、森の非常に単純な作戦にいとも簡単に引っかかるなどのバカさ加減も持ち合わせている、紙一重の人物。つけている眼鏡の名前はビアンカ。三次選考ではかなり雑なプランで森にメガネ好きにされてしまい、低レベルな心理戦の末に倒される。最後には、事前に用意していた100個の眼鏡の代わりに大きな石に潰されるか十数える内に自滅するかの選択を迫られる。カウントの間に持ち前の頭脳で逆転策を考えようとするも、十数えるスピードが予想以上に速かったため、考える間もなく身代わりになって潰され、「それは予定外すぎるよ」と言って気絶した。 ロベルトのように人前で神器を使うことこそ無かったものの、自分が天界人だと知っていたため孤独だった幼少時代、「計算の才」を利用して友人を得て生きてきたが、そのため計算の上でのみ成り立つ友情しか作れなかった。四次選考でアノンに裏切られた際も自身の計算で成り立ってきた今までの生き方から「100%勝ち目のない戦いはバカのすること」と一人離脱しようとした。だが本心では自分と同じような立場であり、本当の許しあえる友だったバンとディエゴスターの力になりたく、戦場から逃げようとする自分を、洗脳して無理矢理にでも二人の元へ連れて行ってもらうため、森の前に現れた。しかしその時短絡的に「ボクをメガネ好きにしてください」という頼み方をしたため森に変態扱いされ、さらに結局眼鏡好きにしてもらいバン、ディエゴのもとに駆けつけたものの技を出す間もなくアノンに瞬殺されるなど、ロクな扱いを受けていない(アニメでは彼は眼鏡好きにされていない)。原作最終回や+のおまけなどの様子を見る限り、森の能力は消えてもなぜかメガネ好きは解けていないようだ。 口癖は「予定通り」「予定内(アニメで予定内は全て「想定内」に変更)」。好きな言葉は「予習復習」(アニメ参照)。能力を使う間もなく森とアノンに負け、そのまま連載終了してしまったため、能力は不明。 バン、ディエゴスター、キルノートンの能力を合わせると「無敵の合体神器」になるらしいが、使う前にキルノートンがやられたため、詳細は不明。さらにアノンにはそれを使っても「ボクは倒せない」と言うような発言をされている(漫画参照)。
※この「バロウチーム」の解説は、「うえきの法則の登場人物」の解説の一部です。
「バロウチーム」を含む「うえきの法則の登場人物」の記事については、「うえきの法則の登場人物」の概要を参照ください。
- バロウチームのページへのリンク