守人の一族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 17:03 UTC 版)
「うえきの法則の登場人物」の記事における「守人の一族」の解説
地獄界で唯一、他者の体を取り込むことで、取り込んだ相手の姿とその能力を自在に使うことが出来る一族。代々天界獣を体の中に取り込んでいることにより、天界人からは「守人」と呼ばれる。天界人を取り込むことで不可侵条約を無視して天界へ侵入している。地獄人の中で天界人と地獄人の間にいまだ根強い柵を抱いている勢力であり、代々天界の乗っ取りと空白の才を狙っている。守人として空白の才で何をしようとしていたかは最後まで明らかにならなかった。 アノン 声 - 福山潤 地獄人。守人の一族の末裔。天才だが自分に対して自信は持たず、常に勝つための努力を惜しまない。善悪の概念を持っておらず、何の悪意も躊躇も無いままに冷酷非道な行いを繰り返す。ロベルトの体を取り込むことにより、彼に成り代わってバトルに参加する。 父親の言うことに従っているように見せて、実は守人一族代々の使命を果たす気など毛頭無く、自分自身の夢を叶えるために幼い頃からずっと修行を続けていた。その夢とは、守人の使命などに縛られること無く、自分の人生を自分で切り開き、自分の幸せを得るため、周りの障害、つまり全ての人間、天界人、地獄人を滅ぼすこと。この夢に対する想いは強く、“夢への渇望”を力にした十ツ星神器魔王の威力は桁外れであり、神とマーガレットの物は全弾撃ち尽くしても周囲が穴だらけになる程度だったが、アノンの魔王は幅数百メートル程度の範囲を地平線まで削り取る威力を誇る。 カプーショチーム戦直前に植木達を襲って棄権させ、バロウチームをあてがうなど植木達に経験を積ませ強くなることを求めていたのも、自分に本当に夢を叶えられるだけの力があるのか不安だったため、自分を止められるものなど誰一人いないということを証明するために他人を強くさせていた。 三次選考終了後、偽マーガレットとの戦いが終わった神を不意打ちしてその体と能力を乗っ取り、四次選考のルールを作り変え、李崩、佐野、鈴子など、能力者を次々と倒した。その後十ツ星となった植木との決戦の末、魔王により倒され、自分の夢に足りなかった物を悟り、神を解放した後、地獄界へと強制送還された。 アニメ版では強くなりすぎた自分を否定し、倒してくれる存在を求めていたことになった。ロベルトを取り込んだことでロベルトの能力である理想を現実に変える能力と理想的な神器を使えるようになる。さらに四次選考開始直前に神を取り込んだことで、神の神器や亜神器も併用可能(ロベルトと神の神器を同時に使う)になった。 アノンの父親(偽マーガレット) 声 - 池田秀一 神候補。ロベルト十団、バロウチームを組織した。取り込んだ天界獣の覚醒臓器でロベルトやバロウ達の"星"を上げた。13年以上前から十ツ星天界人であったマーガレットの体を乗っ取っており、ロベルトを人間界に堕とした張本人。ロベルトが人間を憎ませるように仕組んだ。そして、用済みとなったロベルトをアノンに倒させ、彼に成り代わらせる。 後に神との戦いの中で彼の生き方に理解を示し、四次選考への介入を辞めようとしたが、神がアノンに倒され、アノンの本当の目的を知ったため植木の前に現れ、天界獣の姿になり、彼を十ツ星にした。神との戦いで傷ついた状態でも、植木を一蹴できる程の実力の持ち主。最終決戦後はマーガレットを解放し、アノンと共に地獄界へと強制送還される。本名は最後まで不明。
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