水晶玉の守人の一族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/10 08:57 UTC 版)
以下に挙げる全員が水晶玉の守人の一族・その子孫であることは、アニメ第250話にて明かされた。一族はかつて武者ヴァイパーが攻めてきた際、彼らに戦いを挑むも敗れ、水晶のうち4つを失った(残り1つは武者ヴァイパーの手中。アニメ第249話より)。 冬吉(ふゆきち) 声 - 川上とも子(第211話・231話) → 桑島法子(第249話・第250話) アニメ第211話で登場。日向冬樹に似た少年。アホ毛の部分に髪留めをしている。なまった口調で話す。 冬樹同様やはりオカルト好きで、武者ケロロ小隊のことを、かつて自分たちの住む村を救った「伝説の勇者」だと思っていた。 アニメ第249話・第250話で再登場。彼の村が武者ヴァイパーに襲われた際、どうにか難を逃れたが、第249話の段階では行方がわからなかった(村人の話より)。 お夏(おなつ) 声 - 斎藤千和 アニメ第211話のラスト・第219話・第250話で登場。日向夏美に似た少女。ツインテールの部分に星型の髪飾りをつけている。武者ケロロ曰く「夏美殿から番長オーラを取り除いた感じ」。一部の仙台弁(『うる星やつら』のラムに似た口調)を使い、ギロロ浪人のことは「赤だるまさん」と呼ぶ。 おじいが病気だったが、黄ばんだお医者さんに治してもらった。第250話では「すべり芸アイドル」としてドイナーカ星で活躍していた。 桃姫(ももひめ) 声 - 池澤春菜 アニメ第219話のラスト・第231話・第250話で登場。西澤桃華に似た、桃城(ももじょう)のお姫様。かんざしを差している。京都弁を使う。国の滅亡を防ぐために武者ヴァイパー竹千代と婚約させられていたが、実際は平吉に思いを寄せていた(平吉もまた、桃姫に思いを寄せている)。当初は裏人格がないお淑やかなお姫様だったが、平吉を傷つけた武者ヴァイパー竹千代にブチキレて桃華と同様二重人格者になってしまう。クルルには「ピーチ姫」と呼ばれている。 六二三(むつぞう) 声 - 石田彰 アニメ第231話のラスト・第237話・第250話で登場。サブローに似た少年。長崎弁を使う。「六二三」の名は戦国ラン星での名前だという。ケロロらと対面する1年前に浮世絵漫画家を目指して故郷のポルトガ星からかつて浮世絵漫画家が多数いたラン星に留学し、デジマー港に滞在していた。しかし画力はかなり悪かったので、夢をあきらめ、宇宙船黒船丸に乗り込んで密航で故郷へ帰ろうとしていたが、第237話でのエピソードを通してラン星に残ることを決意した。卑屈になってしまうと長く尾を引いてしまう性格。 なお、この第237話に登場した固有名詞はポルトガ星→ポルトガル、デジマー港→出島、黒船丸→黒船等鎖国に関するものであるが、鎖国で出島に移されたのはポルトガルではなくオランダであり、黒船の来航は出島ではなく浦賀等実際の事実とやや異なる部分がある。 雪乃(ゆきの) 声 - 広橋涼 アニメ第237話のラスト・第249話・第250話で登場。東谷小雪に似た忍者の女性。一人称は「某」(それがし)。オリジナルの小雪とは違い冷酷な面も時折見せる。水晶が武者ヴァイパーに奪われたことで、彼に仕えるふりをして反撃の機会をうかがっていた。 エンディングのクレジットでは「雪乃進」と表記されている。 アキ 声 - 平松晶子 アニメ第250話で登場。日向秋に似た人物。ケロロたちが過去の世界に封印した5つの水晶を、その世界で最初に手にした人物。水晶を神が授けてくれたものだと思い、彼女の家の家宝とした。彼女の子孫が冬吉らにあたる。古文のような話し方をする。
※この「水晶玉の守人の一族」の解説は、「武者ケロ」の解説の一部です。
「水晶玉の守人の一族」を含む「武者ケロ」の記事については、「武者ケロ」の概要を参照ください。
- 水晶玉の守人の一族のページへのリンク