アジピン酸エステル
アジピン酸エステル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/02 20:08 UTC 版)
アジピン酸エステル類(アジピンさんエステルるい)は、アジピン酸とアルコールのエステルの総称である。 アジピン酸ジイソノニルを代表とする高級アルコールのアジピン酸エステルは、低温柔軟性(耐寒性)を向上させる可塑剤として有用である。 (アジピン酸系可塑剤)。
主なアジピン酸エステル
化合物名 | 略号 | 分子量 | 融点 | 沸点 | CAS登録番号 | 特性・その他 |
---|---|---|---|---|---|---|
アジピン酸ビス(2-エチルヘキシル) アジピン酸ジオクチル Bis(2-ethylhexyl)adipate) |
DEHA DOA |
371 | ?70°C | 335°C | 103-23-1 | 耐寒性可塑剤、フィルム、レザー |
アジピン酸ジイソノニル (Diisononyl adipate) |
DINA | 399 | -70 | 227°C | 33703-08-1 | 耐寒・低揮発性可塑剤、食品用ラップフィルム |
アジピン酸ジイソデシル (Diisodecyl adipate) |
DIDA | 427 | ?70°C | 244°C | 27178-16-1 | 耐寒・低揮発性可塑剤 |
アジピン酸エステル (Adipate)
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「可塑剤」の記事における「アジピン酸エステル (Adipate)」の解説
アジピン酸とアルコールのエステル。低温柔軟性と耐熱性を持たせる可塑剤で、食品用ラップフィルム等に使用される。
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