菊枕

デジタル大辞泉

きく‐まくら【菊枕】

読み方：きくまくら

干した菊の花びらを入れて作った枕。香りがよく、頭痛や目の病いなどに効能があるという。《季 秋》「夜々むすぶ夢の哀艶—／蛇笏」

短編小説作品名辞典

菊枕

作者松本清張

収載図書昭和文学全集 18
出版社小学館
刊行年月1987.8

収載図書松本清張傑作総集 1
出版社新潮社
刊行年月1993.10

収載図書松本清張小説セレクション 第33巻 短篇集 2
出版社中央公論社
刊行年月1995.5

収載図書或る「小倉日記」伝 改版四版
出版社角川書店
刊行年月1997.2
シリーズ名角川文庫

収載図書張込み―松本清張短編全集 3 第3版
出版社光文社
刊行年月2002.9
シリーズ名カッパ・ノベルス

収載図書或る「小倉日記」伝 64刷改版
出版社新潮社
刊行年月2004.5
シリーズ名新潮文庫

収載図書松本清張傑作短篇コレクション 下
出版社文藝春秋
刊行年月2004.11
シリーズ名文春文庫

収載図書張込み―松本清張短編全集 03
出版社光文社
刊行年月2008.11
シリーズ名光文社文庫

菊枕

作者藤原緋沙子

収載図書火の華―橋廻り同心・平七郎控
出版社祥伝社
刊行年月2004.10
シリーズ名祥伝社文庫

季語・季題辞典

菊枕

読み方：キクマクラ（ｋｉｋｕｍａｋｕｒａ），　キクチン（ｋｉｋｕｃｈｉｎ）

菊の花を摘んで陰干しにして乾かし、それをつめて枕にしたもの

季節 秋

分類 人事

近代文学作品名辞典

菊枕

読み方：キクマクラ（ｋｉｋｕｍａｋｕｒａ）

作者 松本清張

初出 昭和28年

ジャンル 小説

ウィキペディア

菊枕

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/07/02 00:46 UTC 版)

「菊枕 (松本清張)」とは異なります。

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菊枕（きくまくら）とは、乾燥させた菊の花弁を詰め物に用いた枕。晩秋の季語でもある。

概要

菊は漢方では体の無駄な熱を冷ますとされ、邪気を払い、不老長寿を得ることが出来るとして珍重された。

秋に採取し、天日で乾燥させた菊の花を詰め物代わりに使うため、上品な香気がある。

関連項目

• ポプリ

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「菊枕」の例文・使い方・用例・文例

• 菊の花を干して入れて作った菊枕